ゲーム、動画に電子書籍などを楽しみ尽くせる「M」の2画面モードを使おう!

NTTドコモから2月9日に発売された約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)の画面を2つ持つ“デュアルディスプレイ”を搭載した横開き型の折りたたみ式Androidスマートフォン(スマホ)「M Z-01K」(ZTE製)。

外観を見ての通り、最大の特徴は2枚のディスプレイで、これを活かしたいくつもの表示モードでゲームや動画などのコンテンツを楽しんだり、地図アプリなどの実用アプリも大画面で利用することができます。

今回はM Z-01K最大の特徴である2画面モードの特徴や解説をアプリの簡単な検証を兼ねてお送りします。

【基本(シングル)+3つの2画面モードについて】


もちろん、「自撮りがメインの使い方!」な人には大した問題ではないのですが

M Z-01Kは一般的なスマホと同じように利用できる左側1画面のみを使用した「シングル(1画面)モード」と左右の画面両方を活用した3種類の画面モードを選択して利用できます。

ただし、画面を折りたたんだ状態では背面(オープン時の右側)のディスプレイを利用することができず、背面側に電子ペーパーディスプレイを搭載したAndroidスマホ「YoTa Phone」(日本未発売)のように前面を使いつつ、背面に好きな画像などを表示して使うといったことはできません。

例外として、カメラアプリ使用時でセルフィーモードを使わないときにのみ、背面(オープン時の右側)のディスプレイを折り畳み時に単独で利用できます。

これは事実上の前モデルである「MEDIAS W N-05E」と使い勝手の部分で大きく異なるポイントの1つで、使い方によっては「カメラアプリを起動したらまず本体をひっくり返す」といったアクションが発生してしまうため、人によっては気になる部分となるかもしれません。

【通常(シングル)ディスプレイモード】

シングルディスプレイモード

まずは基本となる通常モードですが、一般的なスマホとしては特別に変わっている部分などはありません。前述の通り、カメラ利用時に本体をひっくり返さないといけないときがあるくらいでしょうか。

このままの状態では「本体重量重めなハイエンドよりのスマートフォン」といったところでしょうか。ただし、1つ前の世代とはいえフラッグシップ級のチップセット(SoC)であるQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 821(MSM8996SG)」や4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載した高性能のため、動作は非常に軽快でサクサクと動いてくれます。

【大画面モード】

大画面モード

続いて、2枚のディスプレイを1つの大きなディスプレイに見立てて大きな画面として利用できるのが大画面モードになります。操作はスマホというよりもタブレットのようなものとなり、6.8インチ相当の大画面で動画や撮った写真の鑑賞のほか、大画面を活かしたナビゲーションアプリなどに活躍します。

同じディスプレイサイズ(=6.8インチ)のAndroidファブレット「ZenFone 3 Ultra」と並べてもかなり画面アスペクト比が異なるため、見え方もかなり違ったものとなります。


M Z-01K(左)とZenFone 3 Ultra(右)を並べたところ。同じ画面サイズでもこんなに違う

また、高音質な音源チップ(DAC)に立体音響システムの「Dolby Atmos」を搭載しているので、動画配信サービスの映画や一部のゲームなどを高音質で楽しむことも可能です。ただし、縦持ち2画面で操作しないといけない音楽ゲームアプリなどは左右画面の同時操作に対応していないため非対応となります。




デレステ(アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトレージ)は横2持ち画面操作になる「SMART」モードなら2画面でも一応遊べます。

筆者的には、横向き状態で画面1つを丸々使ってキーボードエリアにしてしまう活用方法を最も推していきたいところです。SNSはもちろん、メモ帳や長文入力にもその力を発揮してくれます。


筆者最推しのQWERTYキーボードスタイル


【2画面モード】

2画面モード

2つの画面にそれぞれ、別のアプリを表示させることのできる画面モードでZ-01Kの特性が一番活きるスタイルではないでしょうか。

Androidを搭載したスマホやタブレットでは、OSバージョンがAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)以降で正式にサポートしている画面分割機能を2つの画面で個別に対応させることで、実現した本機能は工夫や立ち上げるアプリの組み合わせ次第で無限大の活用が可能です。

例えば、左側画面にイベントや待ち合わせの情報ページなどを表示したまま、右側にマップなどのナビゲーションアプリを表示してお出かけの役に立てたり、ゲームアプリならゲームを起動したままもう片方の画面にゲーム情報サイトを表示してゲームをスピーディに進めるようにするなどの使い方も可能です。


左画面にライブイベントの情報を表示して右画面に会場へのマップを表示させる正しい使い方



ゲーム画面とゲームの攻略情報を同時に表示させる正しい使い方

変わった使い方としては、左右の画面にそれぞれ異なるSNSアプリ(TwitterやFacebook、LINEにInstagramなど)を起動してSNS廃人スタイルで活用することもできます。


SNS廃人スタイルという正しい(?)使い方。

様々なアプリをどうやって組み合あわせて活用するかは、各人の腕の見せどころ!?自由に楽しく使いたいところですね!


それぞれに異なるマップアプリを表示するという使い方も可能。片側に自分、もう片方に相手の位置など、さまざまな使い方が考えられる


【ミラー表示モード】


ミラー表示モード

ミラー表示モードは、2つのディスプレイに同じ内容を表示させる画面モードです。主な使い道としては前回の記事でも紹介したプリインストールアプリの「リバーシDual」などのテーブルゲームアプリを遊んだり対面で2人以上が動画を同時に見たりするのに利用します。

ただし、テーブルゲームアプリの場合、囲碁やリバーシなら問題ありませんが、将棋やチェスの場合だと視点が逆さまで相手側のものになってしまうので、遊びにくくなってしまいます。

もし、サードパーティーやアプリ開発者が2画面を活用したテーブルゲームなどを開発するのであれば、2画面モード向けに開発したほうがいいでしょう。


ゲームも同じ画面がそっくり逆さまになるので、魅せプレイ用にならいいかも?

というわけで、2つの画面を利用した3つのディスプレイモードを紹介しました。2画面モードではアプリを同時に起動しているときは片方はスリープ扱いで止まってしまったり、大画面モードでは縦持ち(横に2枚のディスプレイが並んでいる状態)時が横に長いディスプレイという判定をアプリ側がしてしまうため、一部のゲームがまともに遊べないなどの惜しい点もみられますが、2つのアプリを組み合わせたり、大画面でコンテンツの鑑賞が出来るといった他のスマートフォンにはない独自の要素が魅力的なポイントといえると思います。

次回は、NTTドコモから販売されている現時点で唯一の本体カバーの「M Z-01K プロテクティブケース」の紹介・レビューをお送りしたいと思います。



記事執筆:河童丸


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