水滴の中を泳ぐ生き物の写真について、撮影者に取材した。

水滴の中に小さな世界

Twitter上に先日、海浜植物の葉に付いた水滴の写真が投稿された。

よく見ると、その中を生き物が泳いでいる。投稿主の津村さん(@kao_homebase)によると、泳いでいるのはヨコエビの仲間であるハマトビムシ科の一種。

津村さんは「こんなところに、小さな世界。普段何気なく見ている光景も、目を凝らしてよく見てみると、何か新しい発見があるかもしれません」と呟いている。

津村/Twitter

同ツイートは3日あまりで4万8000超リツイートされ、1万3000超いいね!を得ている。

西表島の海岸で偶然撮影

撮影した津村さんは生き物全般が好きで、自宅では水生生物を中心に飼育を楽しんでいるそう。カメラは初心者で、今回の写真も含めて普段は昨年購入したコンパクトデジタルカメラで撮影しているという。

水滴の中を泳ぐハマトビムシの写真について、詳しい話を聞いた。

--どこで撮影したのですか?

先日訪れた沖縄県の西表島の海辺で撮影しました。

--撮影時の状況を教えてください。

その日は、海辺の漂着物をひっくり返して生き物を探していました。見つけたオカヤドカリをうつ伏せで撮影していると、砂浜に生えている植物が目に入りました。

雨上がりだったので葉っぱには雨粒がついていて、よく見るとその水滴の中をヨコエビが泳いでいました。

津村/Twitter

--水滴の中に生物が取り残されるというのは、よく見かける状況なのですか?

僕は初めて見ました。

こんなところに小さな世界があるんだなぁと。まぁネタバラシをすると、このヨコエビは陸上生活する種類なので、偶然水滴に飛び込んだところ中から出られなくなっただけなんですよ。

ですから、しばらくすると解放されていつも通りの生活に戻ることでしょう。

「魅力や多様性の素晴らしさが伝われば」

津村さんのTwitteには他にも、さまざまな生き物の写真が投稿されている。数々の写真や添えられたコメントからは、津村さんの生き物への愛が伝わってくる。

津村/Twitter

--「撮影に込める”思い”と”こだわり”」を教えてください。

撮影は下手ですが、「生き物たちの魅力や多様性の素晴らしさが、写真を見てくださった方々に少しでも多く伝われば」と思いを込めて撮影しています。