宮城県農民の家農業(協)(TSR企業コード:140202129、法人番号:6370205001016、大崎市鳴子温泉字河原湯5−6、設立昭和24年5月、出資総額12億7260万1000円、代表理事:菅原章夫氏)は2月28日に仙台地裁古川支部へ破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には小睛艮拱杆郢痢幣睨[Щ務所、同市古川駅南3−13−2、電話0229−23−5336)が選任された。
 負債総額は約1億4100万円。

 昭和24年5月に農民の休養を目的に設立され、全国唯一の温泉専門農協として、4つの源泉と9つの浴槽を有する温泉保養施設「農民の家」を運営。平成13年5月期の売上高は9億5485万円をあげていたが、その後は景気低迷などの影響から減収が続いていた。また、過去には年間11万1000人の利用者がいたものの、施設老朽化等で客足が急速に低下し。
 利用客の回復に向けて、ゴルフ大会や演芸などのイベントを開催したほか、新たな組合員の募集を進めた。しかし、改善には至らず、赤字経営が続くなか、組合からの脱退者に対する出資払戻金の負担も資金繰りを圧迫。29年5月期には年間利用者が6万3000人まで減少し、売上高は3億円を下回っていた。さらに、8000万円を超える事業損失を計上した。30年5月期に入っても業績改善が進まず、税金や公共料金などの未払債務が増大するなかで事業継続を断念した。