所属事務所を離れることが発表された満島ひかり(2017年撮影)

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 女優の満島ひかり(33)が所属事務所のユマニテから独立し、フリーで活動していくことが明らかになった。1日、事務所のオフィシャルサイトで発表された。

 ユマニテは代表取締役名義で「このたび、満島ひかりが 弊社の所属を離れ、フリーとして活動をしてゆくことになりましたことを お知らせいたします」と発表。これからの活動について話し合いを重ねるなかで、「プロダクションという枠に守られる形ではなく、すべて 自分の責任のもと 自由に 独りでやってみたいという本人の意思を尊重することにいたしました」と独立の経緯を説明している。

 今度の満島の活動に「未知の壁に直面するでしょう。また 様々な経験を重ねることになると思います」としながらも、「そのことが、更に素晴らしい表現者としての 満島ひかりの成長につながることを 期待しています」とエール。「所属という形ではなくなりますが、今後とも できるかぎりのサポートを続ける所存です。満島ひかりの 今後をどうぞ よろしくお願いいたします」(全て原文ママ)としている。

 満島は1997年に男女7人組のダンスボーカルグループ・Folderのメンバーとしてデビューし、後に女子メンバーだけのFolder5としても活躍。ソロになって以降、さまざまな芸能活動を経て女優業に転向した。園子温監督の『愛のむきだし』(2008)の演技で一躍注目を浴びた後、『悪人』(2010)、『駆込み女と駆出し男』(2015)などで日本アカデミー賞優秀助演女優賞を4度受賞し、「Woman」(日本テレビ系)、「カルテット」(TBS/毎日放送)など連続ドラマも軒並み話題に。私生活では2010年に『川の底からこんにちは』の石井裕也監督と結婚したが、2016年に離婚している。(西村重人)