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3月1日、横浜・青葉台にオープンした蕎麦屋「じねんじょ庵」。「なぜ蕎麦屋は、デートに使われないのだろう」「なぜ蕎麦屋には、蕎麦しかいのだろう」「なぜ蕎麦屋は、食べたらすぐ帰ってしまうのだろう」など、蕎麦屋の持つ「さびしい」イメージを「楽しい」に変換するお店だという。

"さびしくない蕎麦屋"とはどんなお店なのか? さっそくレポートしてきた。

東急田園都市線・青葉台駅から徒歩3分。プレオープン中の店内はランチタイムということもあって多くのお客さんで賑わい、外のテラス席には順番を待つ人々が座っている。「予想よりもたくさんの方々にご来店いただいているので、急遽外のテラス席をお待ちいただくお客様のためのお席に変えたんです。寒いので慌ててストーブを買いに走りました(笑)」と、店主の宮崎憲吾さんは話す。

○店内には広めのテーブル席が充実

店内はウッド調の落ち着いたデザインで、「さっと食べてさっと帰る」という狭い蕎麦屋のイメージとは全く異なる。6〜8人で座れる大きめのテーブル席や、小さい子ども連れでもゆったり座れる掘りごたつのソファ席など、全体的にくつろいでワイワイ食事をする雰囲気となっている。

○"生とろ"は驚きの粘り

店名の通り自然薯を楽しめるメニューが充実しており、その中でも看板メニューとなるのが「自然薯の"生とろ"」(780円、ディナータイムのみ)だ。山口県産の「純薯」を皮ごとすり下ろしただけの一品なのだが、驚くほど粘りが強く、自然薯以外に何も加えていないのに箸で持ち上げることができる。

山芋を想像して口に入れると、歯ごたえがあり風味も非常に豊かで、山芋とは全く違った食べ物なのだと実感する。つるんとした喉越しが心地よく、添えてある藻塩やワサビで味を変えながらいくらでも食べられそうだ。

○ワイワイ食べる「囲み蕎麦」

店内仕込みのニ八蕎麦は、細打ちでコシがありつるつると食べられる。「つけ汁にドボンとつけるのではなく、新鮮なお刺身を醤油につける時のように少しだけつけて食べてみてください」という店主の宮崎さんの言葉通り、少しのつけ汁でも美味しく食べられるほど風味がしっかりとしている。

店のコンセプト"さびしくない蕎麦屋"を体現した看板メニュー「囲み蕎麦」(2人前/980円〜、ディナータイムのみ)は、板そばをみんなで囲んでそれぞれ好きなつけ汁で食べるというもの。胡麻坦々だれ、焙煎クルミだれなど全11種類(一部追加料金が必要)のつけ汁から一人1種類ずつ選ぶのだが、バラエティ豊かなつけ汁からみんなでワイワイ選ぶのも楽しそうだ。

蕎麦は入り口横の「SOBA工房」で毎日仕込んでおり、温度・湿度を見ながら粉や水の量を調整し、機械で蕎麦を打っていく。機械を使うことで生地に1トン以上の圧力をかけることができ、手打ち蕎麦とは違ったコシや喉越しを出すことができるという。また今後、店舗展開をするとなった時に「誰が仕込んでもいつでも美味しい蕎麦が出せるようにしたい」という意図からも、機械を使用しているのだそうだ。

○ジューシーな国産野菜の巻き串

ディナータイムは蕎麦以外のメニューも充実しており、「だし掛け玉子」(780円)や「熟成ハラミの炙り焼き」(880円)など前菜から肉料理まで揃っている。その中から特にこだわりの「野菜巻き串」(200円〜)を試食させてもらった。

さまざまな野菜を豚肉で巻いたヘルシーな串焼きは、野菜の甘みやシャキシャキ感とジューシーな豚肉がとてもよく合う。塩コショウで味付けされており、お酒との相性も良さそうだ。

11種類のつけ汁が選べる「囲み蕎麦」や豊富な一品メニューなど、「次はあれにしよう! 」とまた来たくなるようなメニュー構成となっている。

○子連れから飲み会まで

前述のソファ席のほか、トイレには赤ちゃんのオムツ替え台も設置されているなど、小さい子どもがいる家族連れやママ友同士などでもゆったりとくつろいで食事ができる。またディナーにはお茶割りや日本酒、ワインといったお酒も充実し、仕事帰りの一杯も十分楽しめるようになっている。

みんなで会話しながら楽しんで食べる"寂しくない蕎麦屋"、ぜひ一度訪れてみてほしい。

※金額は全て税別

information

じねんじょ庵

所在地: 神奈川県横浜市青葉区青葉台2−10−13

アクセス: 東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩3分

営業時間: ランチ11:00〜15:00(L.O.14:00)、ディナー17:00〜23:00(L.O.22:00)、金土日祝前日は24:00まで(L.O.23:00)

定休日: 月曜日