卒業シーズンに聴きたい!歌いたい!卒業ソング検索ランキング

写真拡大 (全6枚)

3月といえば卒業シーズン。卒業式は誰もが一度は経験する、人生の節目となるイベントです。
今回は、そんな卒業式の雰囲気をさらに盛り上げてくれる楽曲──「卒業ソング」に注目。2017年のdメニュー検索ログから検証していきたいと思います。

卒業シーズンに検索される楽曲はレミオロメン「3月9日」

まずは、2017年の卒業シーズン(2〜3月)に、検索数が多かった楽曲をランキングにしました。

1位はレミオロメンの「3月9日」でした。2004年の発売以来、息の長い人気を誇る楽曲で、卒業ソングの定番として幅広い世代から支持を集めています。学校によっては卒業式で合唱曲として歌うところもあるようですね。続く2位には合唱曲「旅立ちの日に」が、そして3位にはGReeeeNの「キセキ」がランク・インしました。

卒業ソングはやっぱり3月の検索数がすごい!


それでは検索結果の上位に入った「3月9日」と「旅立ちの日に」の、年間での検索数推移を見てみましょう。2曲とも1月から検索ボリュームが少しずつ増加していき、3月にピークを迎えるという形になっています。ここまで3月の検索ボリュームが圧倒的なのは、想像以上だったのではないでしょうか。

時期によって卒業ソングを検索する目的は異なる?

卒業ソングを検索する際に、何を知りたくて検索するのかは人によって異なります。歌詞を知りたいのか、楽譜を入手したいのか、それとも動画を見たいのか、目的は実にさまざまですよね。
そこで「旅立ちの日に」と幾つかの検索ワードを組み合わせて検索数の推移を見ていくと、目的によってピークにズレがある事が分かりました。


歌詞:圧倒的に3月が多く、3月の検索数だけで全体の5割以上を占める
楽譜:11月から検索数が増加し始め、2〜3月にピークを迎える
伴奏:12月が一番多く、僅差で2月、3月と続く
動画:3月にピークがあるが、2月と4月も同程度の検索数となっている

下記の図は、上位の3曲が3月に同じ検索ワードでどのように検索されていたのかを調べたものです。

卒業ソングは「歌詞」での検索が多いという共通の特徴がありますが、各検索ワードの占める割合は予想以上に違いが出ました。
合唱曲「旅立ちの日に」は「楽譜」や「伴奏」で検索する人が他の2曲と比べて目立ちますね。レミオロメンの「3月9日」で動画の検索数が多いのも注目すべき結果と言えるでしょう。
ランキングで3位だったGReeeeNの「キセキ」は圧倒的に「歌詞」で検索されています。J-POPの分野では「カラオケ」での検索数が多いかと予想していたのですが、思ったほど検索されないという結果になりました。これには3月という時期的なものが大きく影響していると思われますが、それにしても意外なほどに少ないですよね。

あなただけの卒業ソング、久しぶりに聞いてみては?


今回はdメニューの検索上位に入った楽曲で検証をしましたが、時代とともに卒業式で流れる楽曲は変わるもの。もう何年も前に卒業をしてしまったという人も、自分にとっての卒業ソングを久しぶりに聴いてみてはいかがでしょうか。

データ提供:dメニュー検索数集計結果より(期間:2017年1月1日〜2017年12月31日)