太極旗を手に行進する文大統領(中央)=1日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】日本の植民地支配に抵抗して1919年に起きた三・一独立運動を記念する韓国の「3・1節」の記念式典が1日、ソウル市内の西大門刑務所歴史館(旧刑務所跡)で開かれた。

 これまで式典はソウル中心部の世宗文化会館で開催されてきたが、今年は初めて、植民地時代に独立運動家が収監された西大門刑務所の跡地で開かれた。

 行政安全部が開催したこの日の記念式典には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻のほか丁世均(チョン・セギュン)国会議長、金命洙(キム・ミョンス)大法院長(最高裁長官)、独立功労者の子孫、各界の代表、市民など約1300人が出席した。

 舞台には「平和へ、幸福へ、繁栄へ」とのフレーズが掲げられ、文大統領をはじめとする出席者は太極旗(韓国国旗)を手に、独立運動に参加して命を落とした愛国者に黙とうをささげ、愛国歌(韓国国歌)を斉唱した。

 文大統領は演説で、「三・一運動の最も大きな成果は、独立宣言書に基づく大韓民国臨時政府の樹立だった」と評価し、「韓国を国民が主(あるじ)の民主共和国にしたのが三・一運動」と強調した。

 また「われわれはこれから光復(1945年の植民地支配からの解放)100年に向け、朝鮮半島の平和・経済共同体を完成させなければならない」と述べた。

 続いて、独立功労者の遺族などでつくる光復会の会長と、独立功労者の子孫が独立宣言書を一緒に読み上げた。

 記念式終了後には軍楽隊を先頭に、式典参加者が大きな太極旗を持って数百メートル離れた独立門前まで行進し、万歳三唱を行った。