三・一独立運動の記念式に出席した文大統領=1日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、日本の植民地支配に抵抗して起きた1919年の三・一独立運動を記念する「3・1節」を迎え、「三・一運動の最も大きな成果は、独立宣言書に基づく大韓民国臨時政府の樹立だった」と評価し、「韓国を国民が主(あるじ)の民主共和国にしたのが三・一運動」と述べた。ソウル市内の西大門刑務所歴史館(旧刑務所跡)で開かれた記念式典で演説した。

 文大統領は「三・一運動により樹立された大韓民国臨時政府の憲法は、大韓民国が民主共和制であり、国の主権が国民にあると明示した。それが今の韓国の憲法第1条になった」と述べた。また、「大韓民国臨時政府はわれわれに憲法第1条だけでなく、大韓民国という国号と太極旗(韓国国旗)と愛国歌(韓国国歌)という国の象徴を譲り渡してくれた」とし、憲法は大韓民国臨時政府の法の系統継承をうたっていると強調した。

 韓国建国の年については、大韓民国臨時政府が樹立された1919年か、李承晩(イ・スンマン)政権が大韓民国政府の樹立を宣言した1948年かで論争が続いている。文大統領の発言には、1919年の臨時政府樹立日を建国日とし、論争に決着をつける意図がうかがわれる。