ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、インターネット接続サービス「NURO 光 10G」を拡充し、上り下りとも最大10Gbpsの新プランと、上り下り6最大Gbpsの新プランを提供する。4月上旬より申し込み受付を開始する。

 これまでNURO 光 10Gでは、下り10Gbps、上り2.5Gbpsの接続サービスを提供していたが、これを拡充。従来採用していた「XG-PON」の次世代規格となる「XGS-PON」の採用により、上り下りとも10Gbpsの接続速度を実現している。同社の足立あすな氏(ネットワーク基盤事業部門ネットワーク部セールス&マーケティング課)によれば、7月以降順次、提供を開始する予定とのことだ。

 月額料金(税別)は10Gbpsが5743円、6Gbpsが5243円。従来のNURO 光10Gは6480円で提供されている(キャンペーンにより初年度は月額3980円)ため、事実上、値下げされたと言える。

 提供エリアは当初、関東の一部エリアからとなる。将来的には「現行の10Gが東京都・神奈川県だけなのに対して、新プランでは関東エリアでそれよりやや広めに展開予定」とのことだ。また、既存のNURO 光ユーザーの乗り換えについては現在検討中とのことだ。

 加入者宅に設置するホームゲートウェイ(ONU)は、10GBASE-T×1、1000BASE-T×3の有線LANポートを装備するほか、IEEE 802.11ac/n/a/g/bの無線LANに対応。現状は10GBASE-Tに対応する機器は多くないものの、「より多くの機器を接続した状態でも快適なインターネット接続ができる」(ネットワーク基盤事業部門ネットワーク部基幹ネットワークシステム部部長の中村一太氏)としている。

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社ネットワーク基盤事業部門ネットワーク部基幹ネットワークシステム部部長の中村一太氏(左)と、ネットワーク基盤事業部門ネットワーク部セールス&マーケティング課の足立あすな氏(右)

 回線の速度に関しては、「(NURO 光 G2 Vにおいて)従来から第三者機関などに高い評価をいただいている」(中村氏)とし、Pingについても「詰めた検証はしていないが、帯域が太くなり遅延が小さくなることから、速くなる可能性はある」とのことだ。

 そして今回の新プラン提供については「2015年からNURO 光 10Gを提供していたが、社内でも『なぜそれほど高速なサービスが必要なのか』との意見があった。しかし、10Gの速度もマーケットで認知され始めている」とし、「エンジニアとしては(サービスを提供していても)使ってもらえないとさみしいもの。この快適さをぜひとも体感してほしい」と語った。また、NUROでは今後もユーザーのニーズにこたえ、より高速な接続環境の提供を実現していくという。