<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇28日◇琉球GC(6,558ヤード・パー72)>
明日3月1日(木)に開幕する国内女子ツアー新シーズン。初戦の「ダイキンオーキッドレディス」に出場する選手の中に、久しぶりにオーストラリア人の名前があるのをご存じだろうか。スコットランド生まれ、9歳からオーストラリアに移り、以後はオージーゴルファーとして腕を磨いてきた、新人のカリス・デイビッドソン、19歳。あどけなさの残る長身姿は、ツアー会場でもひときわ目立っていたので、声をかけてみた。
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昨年11月にプロ転向し、プロ生活のスタートに選んだのが日本ツアーだった。「刺激になると思ったし、色んなところに行けるのも楽しそうだったから」と、日本を選んだ理由を明かしてくれたデイビッドソン。昨年8月から始まったファースト、セカンド、サード、ファイナルとQTを勝ち上がり、最終11位で今季の前半戦出場権獲得に成功した。
日本でいう日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームのオージー版、ゴルフオーストラリアでも有望視されていたデイビッドソン。そんな彼女の日本デビューを後押ししたのは、母国の大先輩、カリー・ウェブだった。「カリーが主催している大会がオーストラリアであるのですが、そこで優勝した選手には奨学金が出ます。私の家は決して裕福ではないので、プロになるのは大変。その奨学金が日本ツアーへの軍資金になりました」。
「カリー・ウェブシリーズ」と呼ばれるその大会から奨学金を2016、17年の2年連続で手にしたデイビッドソンだが、13、14年大会を制した米女子ツアーで活躍するミンジー・リーをはじめ、精鋭が過去の受賞者に名を連ねる。「ミンジーもそうだし、いま活躍している人たちもまだ年齢的には近いから、目標というのは違います。やっぱり、私が一番尊敬するのはカリーです」と、ウェブからの恩を忘れることはない。
「ゴルフのことやメンタルのこと、ゴルフのことは何でもツイッターでカリーに聞きます」と、師匠の姿を追う姿は実にすがすがしい。「早く日本語を覚えないといけませんね。そして銀行口座をつくって…、やることはたくさんありますね。まずはシードを取るために、頑張っていきます!」。単身、日本に乗り込んだ若きオージー美女。「日本はリスペクトの国。日本に来て初めてのインタビューをしていただいてありがとうございました」と、青い目を輝かせて、初日のラウンドに胸をときめかせた。
(文・高桑均)
ファイナルクォリファイングトーナメント 最終成績
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