日本勢の活躍に興奮と感動をもらった、第23回オリンピック冬季競技大会が終わりました。

アメリカでのオリンピック放送は民放局なのですが、そのなかで刺激的なコマーシャルがあったんです。

83歳の日本女性DJがアメリカのCMに登場

思わず目を奪われたのが「Google Pixel 2」のCM。

グーグルのスマホのレンズを通して、東京在住のある女性の一週間が描かれます。

彼女は、83歳の岩室純子(いわむろ・すみこ)さん。

なんともレトロな美容室へ行ったり、仲間と体操したり、銭湯に行ったり...。本業の餃子屋を弟さんと営み、木曜日は自宅でLPレコードを鑑賞する日常が映し出されます。

そして、なんと土曜日の夜はクラブでDJ。純子さんが「DJ SUMIROCK(スミロック)」に変身するのです。

ほかの曜日の昭和的な暮らしと、土曜日の夜のギャップがおもしろい! すごい! かっこいい!

「自分のフィルターを疑うこと」を教えてくれた

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CMは「Question your lens.(自分のレンズを疑ってみろ)」というメッセージで終わります。自分の見ているものを、思い込みを疑ってみろという意味。

どんなフィルターを通して物事を見ているか、自分で自分に制限をかけていないか。いま一度自分に問いかけてみたくなりました。

私が暮らすアメリカでの日本女性は、一般的にまだまだ自己主張せず控えめ。目立つよりも協調派という印象です。

また、積極的なイメージのあるアメリカ女性にだって、年齢を言い訳にして足踏みしている人はたくさんいます。

だからこそ、83歳の純子さんが世界的大都市の東京でDJをしているなんて、ポジティヴな意味で突拍子もなくて、刺激的。

やりたいことがあるならそのときにやらなきゃ損。何歳だからこれは無理だなんて、年齢を言い訳にはできないのです。

それに、年齢だけじゃなくて、性別、慣習、環境など、いろいろなフィルターをまずは疑ったほうがいいのかも。

ほら、スミロックさんもこう言っているし。

純子さんのメッセージはアメリカのお茶の間にもしっかり響きました。

VICE, Popisms]