Magnificent View #1374
深圳(中国)


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 香港と接する中国広東省の深圳は、北京、上海、広州と並ぶ中国4大都市のひとつ。

 ここは1970年代までは寂れた漁村にすぎなかった。だが、1980年、改革開放路線経済特区に指定されると、経済が急成長。人口は30万人から1400万人に増加し、その数値は今も上昇中だ。しかも、人口の65%を20〜30代が占めているという。

 一般的に広東語が使われる広東省にあって、この街で使われているのは、普通話と呼ばれる標準中国語。このことも、中国各地から労働者が集まる巨大な移民都市であることを物語っているといえるだろう。

 「中国のシリコンバレー」とも呼ばれるここでは人々の暮らしにも最先端の技術が取り入れられている。屋台では当たり前のように電子決済が行われ、シェア電動自転車もQRコードで利用手続きが可能だ。

 かつてはライチやマンゴーが茂っていた場所にあるのは、高層ビル群。ご覧の「京基100」は地上98階建て。近未来を思わせる建物が、街のシンボルとなっている。

文=芹澤和美