ASUSは最新スマートフォン「ZenFone 5」シリーズを発表しました。上部にノッチがあり、そこにカメラなどが収められたデザインはどこかで見たことがあるのですが、ASUSは「ZenFone 5はFruit Phone Xに比べて26%もノッチが小さい」とiPhone Xに対する優位性を強調しました。
 
ちなみに「Fruit Phone X」というのはiPhone Xを指しており、ASUSがなぜそのように呼んでいるのかは不明です。

デザインの模倣には非難の声も

ZenFoneシリーズは性能と価格、デザインのバランスの良さなどで多くのファンを獲得していますが、今回のZenFone 5シリーズのデザインについてはファンからも厳しい意見が出ています。確かにここまでiPhone Xとデザインが酷似していると、模倣と言われるのは確実であり、いくらノッチ部分が小さいとしても、それは優位性にはなりません。

 

 

ZenFoneファンはiPhone XのようなZenFoneが欲しいわけではありません。最上級モデルZenFone 5Zの価格は479ユーロ(約6万3,000円)になると発表されており、iPhone Xの半額程度で販売される予定です。ただ、いくら安いとはいえ、6万円でiPhone Xの模倣品を買うのを納得するZenFoneファンはあまりいないのではないでしょうか。

アニ文字も模倣……

先日発表されたGalaxy S9にも搭載されたAppleのアニ文字のような動く絵文字は、今回発表されたZenFone 5シリーズにも搭載されます。ZenFoneでは「ZeniMoji(ゼニモジ)」と名付けられた機能ですが、完全にiPhone Xの機能を模倣したものになっています。

 

 

確かに最近のスマートフォンは他社の製品の長所を取り入れていく傾向は強くあります。iPhoneも他社が先駆けて導入した機能を取り込むことで魅力を向上させてきた経緯もあります。しかし今回のZenFoneのようなあからさまな模倣は製品の魅力向上というよりも、ブランド価値の棄損につながる可能性の方が高そうです。模倣商品を出してしまったZenFoneブランドをASUSはどのように再構築していくのでしょうか。
 
 
Source:9to5Mac、iPhone Hacks
(KAZ)