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米Qualcommは2月27日、モバイル向けSoC「Qualcomm Snapdragon 700」シリーズを発表した。AI (人工知能)エンジンを強化。ハイエンド製品に採用されている「Snapdragon 800」シリーズで実現した優れたカメラ性能、効率性、接続性をより低い価格帯に広げる。2018年前半に顧客へのサンプルの提供を開始する予定で、今年のホリデーシーズンから2019年初めに搭載製品が登場し始める見通しだ。

700シリーズは、CPU「Kryo」、ISP (画像処理プロセッサ)「Spectra」、ベクトル演算ユニット「Hexagon Vector Processor」 、「Adreno」ビジュアルプロセッシングサブシステムなどを備える。こうした異種のプロセッサが効率的に連携するヘテロジニアスな環境を実現しており、モバイル端末での機械学習処理などを担うQualcomm AI Engineは、端末に負担をかけることなく、Snapdragon 660の最大2倍でAIアプリケーションを処理する。また、カメラもSpectra ISPが高度な撮影機能をサポートし、強化されたAIの補助も取り入れたイメージ処理が可能になる。

新アーキテクチャによって電力効率が最大30%向上しており、多くのアプリケーションでSnapdragon 660よりも少ない消費電力でよりパワフルな性能を引き出す。バッテリー充電機能は、15分の充電で2750mAhのバッテリーを最大50%まで充電できるQualcommの高速充電テクノロジー「Quick Charge 4+」をサポートする。接続性は、今日のモバイルユーザーのニーズを満たす高速なLTE、キャリアWi-Fi機能、Bluetooth 5を提供する。