ナムコの名作シューティング「ギャラクシアン」「ギャプラス」など4作のシリーズ名が「ギャラガ・リーグ」に決定
バンダイナムコエンターテインメントの古典的スペースシューティング四部作である『ギャラクシアン(1979年)』、『ギャラガ(1981年)』、『ギャプラス(1984年)』、『ギャラガ'88(1987年)』に、突如として公式のシリーズ名「ギャラガ・リーグ(Galaga League)』が付けられました。

これら4作は基本的なゲームシステムや「昆虫に似た敵と宇宙戦闘機で戦う」というコンセプトを共有しながら、公には総括する名称を持ちませんでした。

その中でも代表格である『ギャラガ』35周年を迎えたのを機に、「より多くの人々に、これらの名作スペースシューティングが一つの世界であり、シリーズ作品である」ことを知ってもらうために、改めて命名されたとのことです。
バンダイナムコエンターテインメント、特に合併前のナムコ時代の数々のゲームは、実は世界観を共有していて地続きとなっています。

『ギャプラス』の銀河連合軍、『ギャラガ'88』では『銀河連邦軍』、『スターブレード』(1991年)ではUGSF(銀河連邦宇宙軍)......と同じ組織の表記揺れか違う存在か定まっていませんでしたが、2011年に「UGSFシリーズ公式サイト」が開設。これらはUGSFシリーズとして統一され、年表も公開されて同じ時間軸上にあることが確定しました。

UGSFシリーズは、ゲーム間を世界観で緩やかに結合する概念。スペースシューティングばかりではなく空戦ゲーム『エースコンバット3 エレクトロスフィア』やSF戦車ゲーム『サイバースレッド』、地面を掘る『ディグダグ』や『ミスタードリラー』まで繋がれている面白さです。

今回「ギャラガ・リーグ」シリーズに統合される4作においては、その時々で敵の呼称が変わっており、まとまりを見ていませんでした。

「エイリアン」(『ギャラクシアン』)
「ギャラガ」(『ギャラガ』)
「ギャプラス」(『ギャプラス』)
「ギャラガ」(『ギャラガ'88』)

呼び方がバラバラだったのは、これら外宇宙生命体の形状や態様が一様ではなく、全容が分からなかったから。『エイリアン』は昆虫状人型が宇宙船に乗っている状態であり、『ギャプラス』は、それ自体が巨大宇宙昆虫であり......という説明は、それぞれ当時のポスターに描かれたビジュアルに対応しているようです。

ようやく全容がわかったのは、2288年『ブレスト・ファイター』を駆るUGSF司令官イエガーによる、プラネット・ギャラガ攻略がきっかけ。ブレスト・ファイターとは『ギャラガ'88』の自機の名前で、要するに「ゲームをクリアした」ということでしょう。

これらの外宇宙生命体は、元は同一種族でありながら進化が異なる別の部族同士であり、この部族の幾つかが団結し連合(リーグ)を構成していたことが判明。以降UGSFでは、「ギャラガ・リーグ」と呼ぶようになった--という辻褄合わせはマニア心をくすぐる、かなり凝った作りとなっています。

なぜ、唐突に新たなシリーズ名を付けたのか、今のところ真意は定かではありません。が、2017年7月にはニンテンドースイッチ用『ナムコミュージアム』の中で『ギャラガ』と『ギャラガ'88』が移植され、UGSFシリーズではありませんが『PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION 2 PLUS』もリリース。懐かしいIPの復活が目覚ましい昨今、もしかしたらギャラガ・リーグにも新作の動きがあるかもしれません。