中国人にとって日本のソースは「家庭では再現できない特別な味」と感じるため、「お好み焼き」にも普及のチャンスがある

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巨大な中国の外食市場に活路を求めて進出する日本の外食企業は増えている。今後もますます増えるのは間違いないだろう。ところで、中国ではどんな日本食に可能性があるのか。外食企業の中国市場攻略のポイントを業態別に、中国在住でサービス業のコンサルを行っている筆者の経験を踏まえて解説する。(ゼロイチ・フード・ラボCEO 藤岡久士)

進化と拡大を続ける中国の外食市場に
活路を求める日本の外食企業

 シュリンクし続ける日本市場に焦りを感じ、打開策を海外に求める外食企業は少なくない。

 その進出先は、法的環境面、物価面で進出しやすい香港、シンガポールといった国(地域)から、2001年の中国のWTO加盟をきっかけに、市場規模が大きく将来性のある中国へとシフトした。

 その後、2012年の尖閣諸島問題(反日デモ)を機に、改めてチャイナリスクがクローズアップされ、注目はタイ、ミャンマー、カンボジアといったASEANの新興諸国へと移っていった。

 日系企業が撤退あるいは静観視してきたここ数年も、中国市場は引き続き拡大を続け、中国外食企業のレベルは、既に侮れないレベルまで進化してきている。

 常に過剰な需要過多と供給過多を繰り返す難しい中国市場だが、数の上では飽和状態に見えるその市場も、まだまだ発展途上であり、実は入り込む余地は十分にある。

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