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最近は高級リゾートホテル並みに豪華な設備(共用部)を持った分譲マンションの売れ行きが好調だという。しかし、これら豪華設備は本当に必要なのか。単に「豪華さ」に惑わされて購入してしまうと、後にひどく後悔することになる。(株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士 須藤桂一)

高級ホテルのようなマンション設備には
いろいろと問題点がある

 ライブラリー、ゲストルーム、コンシェルジュ(フロントサービス)、パーティルーム、BBQグリル付き中庭、キッズルーム、ラウンジ、カラオケルーム、フィットネスルーム、コンビニ、クリニック、さらにはジャグジー、サウナ、プール、天然温泉などを備える。玄関前には噴水、エントランスホールはホテルのロビーさながらにシャンデリアと豪華なソファーセット、自動演奏ピアノが終日BGMを奏でる……。

 これは長期滞在型高級リゾートホテルの話ではない。最近、人気の分譲マンションの設備だ。

 このような施設を備えた高付加価値マンションは、今や、首都圏ビジネスエリアの超高級マンションや東京ベイエリアのタワーマンションに限らず、郊外型大規模マンションでも見ることができる。

 しかも、地域の相場をそれほどオーバーしているわけではない。ならば、「高付加価値マンションを選ぼう」と考えるのは当然だ。人を招いても見栄えがいいし、自営業なら、自宅マンションの豪華ラウンジで打ち合わせ、商談と信用にもプラスになりそうだ。

 マンションの付加価値は、車離れの昨今、高級車に変わるステータスシンボルともなりうる。しかし、すぐに飛びついてはいけない。

 本当に必要ではない共用施設の魅力に飛びついて、後々、苦しむことのないように、今回は高付加価値マンションの問題点を洗い出してみたい。

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