土地の伝統や文化を活かした四季折々の滞在を提案している「星野リゾート」の各施設では、宿オリジナルの花見プランやアクティビティで、この春、ゲストをお出迎え。満開の桜を愛でる舟遊びや露天風呂から眺める花見風呂など、その土地ならではの粋な趣向を凝らし、春の旅を贅沢なものにしてくれる。

◆星のや京都
テーマは「奥嵐山の花見逗留」


花見を満喫する4つのアクティビティのうちのひとつが、早朝に絶景の桜を望む“春霞の野遊山(のゆさん)”だ。2018年3月25日〜4月15日の期間中、宿泊者なら誰でも参加することができる。

 京都・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」では、2018年3月25日(日)〜4月15日(日)の期間、“奥嵐山の花見逗留(とうりゅう)”をテーマに、花見を楽しむ4つのアクティビティを開催。早朝からディナータイムまで、一日のうちで時間と場所を変えて、奥嵐山の桜のさまざまな景色を楽しませてくれる。


“さくら茶会”の舞台は、宿の前を流れる大堰川にせり出すように作られたウッドデッキスペースの「空中茶室」。ヤマザクラに手が届くほどの距離の特等席で、ウェルカムスイーツとスパークリングワインまたは抹茶とともに嵐山の春景色を満喫して。宿泊者なら誰でも参加可能、2018年4月1日(日)〜10日(火)の期間限定。


宿の目の前を流れる大堰川で、渓谷に咲くヤマザクラやソメイヨシノを鑑賞。情緒ある春の舟遊びを演出する“さくら舟”。開催期間は2018年3月25日(日)〜4月15日(日)。宿泊者限定で1名3,000円(宿泊費、税・サ別)。

 京都市内の喧騒から離れ、早朝の静かな時間帯に奥嵐山の桜景色をゆったりと望むことができるのが、亀山公園の展望台までハイキングを行う“春霞の野遊山(のゆさん)”。そして日中は、ヤマザクラに手が届くほどの距離に花見の特等席“さくら茶会”、屋形舟で花見をする“さくら舟”を開催する。


ライトアップされた桜を間近に臨む空中茶室の特別席にて、1日1組限定で「夜桜ディナー」を提供。開催期間は2018年4月1日(日)〜4月10日(火)。宿泊者限定で1名29,000円(宿泊費、税・サ別)。

 そして夜のお楽しみには、ライトアップした桜を愛でながら春爛漫の会席料理を供する“夜桜ディナー”が用意されている。旬の食材を使用した会席料理は、春爛漫の嵐山の風景を表現。見た目からも春の華やかさがたちのぼってくるような料理の数々に舌鼓を。

星のや京都
所在地 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/kyoto/

◆星のや東京
水の都・東京の桜の名所巡り


日本橋桟橋から舟に乗り込み、日本橋川から隅田川へ下りながら、その日いちばん状態の良い桜の見所を巡る「東京・夜桜舟あそび」の実施は、2018年3月25日(日)〜4月10日(火)。

 「星のや」ブランド初の都市型旅館として知られる「星のや東京」では、水の都・江戸に思いを馳せてほしいとの思いから、舟から眺める夜桜とナイトクルーズを楽しむ“東京・夜桜舟あそび”を企画。

 このプランでは、旅館から車で5分の日本橋桟橋から出発し、日本橋川から隅田川に抜け、佃島沿岸や大横川沿いの桜の見所を巡る、贅沢な60分間のナイトクルーズを堪能することができる。


クルーズ船は、桜の名所はもちろん、きらめく高層ビルやライトアップされた永代橋、スカイツリーなどの夜景をバックに周遊。東京の街を知り尽くした「舟遊びみづは」のガイドが同乗し、橋や町の歴史など川沿いの見所を紹介する。

 このクルーズをより贅沢で、華やかなものにしてくれるポイントが3つある。

 そのひとつは、潮位や開花状況に合わせて日々コースを変えること。佃島沿岸や大横川沿いなど約10カ所の桜の見所から、その日、状態の良いスポットをまわってくれるのだ。


老舗の神田明神下「新開花」の花見弁当、日本酒、クルーズ乗船料を含め、“東京・夜桜舟あそび”の料金は、宿泊者限定1名88,000円(宿泊費、税・サ別)。

 ふたつ目のポイントは、舟上での宴を盛り上げる、こだわりの花見弁当とお酒が用意されること。老舗の神田明神下「新開花」による、ほんのり桜色の鯛の昆布締めのちらし寿司弁当と、春の新酒は相性抜群。戻りの水路では、花見団子と抹茶のサービスも。


特別な花見の時間を楽しむために、本格的な正絹着物一式の貸し出しと着付けを用意。事前リクエストで着物の柄を選び、当日は、「星のや東京」の館内で着付けとヘアメイクを行う。

 また女性にうれしいサービスが、着付けのサービスだ。早めの時間に着付けをすませて、クルーズ前にでかけることも可能。桜の名所や春爛漫の東京の街並みを着物姿でそぞろ歩くのもオツなもの。星のや東京だけの粋なサービスをとことん満喫して。

星のや東京
所在地 東京都千代田区大手町1-9-1
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
https://hoshinoya.com/tokyo/

◆星野リゾート 界 鬼怒川
満開の桜を愛でる花見露天


「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川温泉)」と謳われた名湯鬼怒川温泉の湯を引く露天風呂の向こう側には、桜並木の絶景が広がる。

 首都圏から約2時間、鬼怒川温泉駅から車で5分の渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館「星野リゾート 界 鬼怒川」。木々に囲まれ、中庭を囲うようにして建つ客室や露天風呂からは、新緑から紅葉まで四季折々の風景を望みながら、ゆったりと流れる時間を過ごすことができる。

 そんな「界 鬼怒川」では、今年も春の“花見露天”がシーズンを迎える。


“花見露天”の開催期間は、2018年4月11日(水)〜20日(金)まで。日没後〜25:00の時間帯には、露天風呂の前の桜がライトアップされる(桜の開花状況により期間が前後する場合も)。

 満開の桜を愛でながら、名湯鬼怒川温泉の湯浴みが楽しめる“花見露天”。夜には桜がライトアップされ、湯面に写る桜並木は時を忘れて眺めていられるほど美しい。風呂上りには、湯上がり処でほのかに桜が香る“さくら紅茶”でほっとひと息ついて。


2018年4月11日(日)〜20日(金)の期間限定宿泊プラン“夜桜ダイニングプラン”は1日2組(限定4名)。1泊2食付1名30,000円〜。

 この時期だけの“花見露天”を満喫するのにぜひ利用したい、おすすめの宿泊プランが“夜桜ダイニング”だ。この宿泊プランは1日2組限定で、栃木の伝統工芸品を用いた春の設えの中、夜桜を眺めながら旬の素材を使用した会席料理を堪能できる。

 通常、食事処から桜は見えないが、ライトアップされた夜桜を見ることができる特別な席を用意してくれる。桜柄の黒羽藍染や淡い色使いの益子焼の器などをあしらったテーブルコーディネートで迎えてくれるというのがうれしい。

 目と舌で味わう極上の会席料理、そして名湯とともに楽しむ華やかな桜景色に癒されて。極上の春の温泉滞在を満喫できること請け合いだ。

星野リゾート 界 鬼怒川
所在地 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/kinugawa/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)