iPhone XのTrueDepthカメラシステムの開発を率いた人物が、3月にイスラエルのテルアビブで開催される国際会議でプレゼンテーションを行うことが分かりました。Appleは、同イベントの上級スポンサーとして名を連ねています。

iPhone XのTrueDepthカメラについてプレゼン

3月6日に開催される、コンピュータによる画像認識や機械学習、人工知能などを取り扱う国際会議「Israel Machine Vision Conference 2018」で、Appleのエイタン・ハーシュ氏が「Depth Sensing @ Apple: True Depth Camera」のタイトルでプレゼンテーションをすることがわかった、と米メディア9to5Macが報じています。
 

 
Appleは、ビジネスの面では対立関係にあるQualcommとともに、同イベントのシルバー・スポンサーになっているとともに、出展者としてもイベントのWebサイトに掲載されています。
 

 
秘密主義で知られるAppleですが、近年は社内の研究者が研究成果を国際会議などで発表することを認める姿勢に転じており、今回のプレゼンテーションもその影響という可能性はあります。
 

2013年にAppleが買収したPrimeSenseから移籍

ハーシュ氏は2013年、イスラエル企業PrimeSenseがAppleに買収されたのに伴って移籍し、TrueDepthカメラの研究開発において中心的役割を果たしています。
 
ライバルの2.5年先を行っている、とも評価されるTrueDepthカメラは、ユーザーの顔に、目に見えない約30,000個のドットを照射することで、精密な顔認証を可能にしています。
 
iOS11.3で新作が追加されるアニ文字も、TrueDepthカメラがユーザーの表情筋の動きをリアルタイムで読み取ることで実現しています。

 
 
Source:9to5Mac, PatentlyApple, Israel Machine Vision Conference 2018
(hato)