48グループの優等生、風紀委員といわれるキャラクターと安定したパフォーマンス力で、”AKB48の良心”であり続けてきた岡田奈々。

新グループSTU48をキャプテンとして先導し、’18年1月の初ソロコンサートはアーティスト級の圧倒的な歌唱力で大成功に導いた。そして満を持したこのタイミングでAKB48 51thシングルのセンターに抜擢され、さらに待望のファースト写真集 『飾らない宝石』(ワニブックス)が2月27日に発売。当日に新宿・福家書店で記念イベントが開催された。

「初めての写真集なので、とても自然体でナチュラルな表情だったり、20歳ということで少しセクシーな今まで見せたことのない自分を見せられたかなあって感じです」と仕上がりに満足げ。水着シーンも豊富に収められており、20歳の記念に大人っぽい魅力も引き出している。「水着を着ることへの恥じらいが一切なくて、キレイに撮ってくださって、素敵な水着で、素敵なメイクをしていただいたので、感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返り、写真集のためにダイエットをしようと意気込んだものの、結果そのまま撮ってしまったと話す岡田。「太って撮ってしまったことで、”意外と胸あるな”みたいに思っていただけたと思うので、逆にダイエットしなくて良かったのかなあって、完成したものを見て思いました。恥ずかしいというより、喜びが大きくて、ぜひみなさんに見て欲しいです」と笑顔を見せた。

いちばんのお気に入りショットは本表紙の「足」のみが写った写真を選び、「わたしがどうしても入れてくださいってお願いした写真なんです。自分自身、顔じゃないパーツが写っている写真がとても好きなので、この部分的な写真がとてもすてきだなと思いました」と独特の感性を見せた岡田。「顔の写っている写真で好きなのは…」と開いたページは、「裸に見える写真があるんですけど。渡辺麻友さんに憧れてAKB48に入ったので、麻友さんを追っかけるという意味で、写真集でやられた”全裸に見えるポーズ”を真似しました。私も当時一ファンとして写真を買って見ていたので、そんな私がAKB48として写真集を出せたことが嬉しいです」とにっこり。

3月14日発売のAKB48 51枚目のシングルでは、初のセンターに抜擢された岡田。「やっぱり渡辺麻友さんが卒業されたあとのシングルということで、嬉しさもありつつ、ちょっとプレッシャーもありますが、あくまでも自分らしく、センターだから変えようというよりは、今までの自分の積み重ねがあってのセンターだと思っているので、自分らしくあれたらと思います。でも緊張しますが、そんな時は周りの先輩に頼りたいなと。近くにさや姉さんも指原さんも、ゆきりんさんも横山さんもいるので安心感があります」と意気込み、2018年の目標として「1月にソロコンサートをやらせていただいて、より歌への愛が増したので、ソロデビューを目標に頑張りたいと思っています!」と瞳を輝かせた。

誰もが認め、祝福するAKB48新エースの、透明感と神秘性に満ちた”硬質な美しさ”を堪能できる一冊となった。