久々にグラビア復帰した相澤(左)と佐野(右)

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2003年に18歳でデビューし、清純な“童顔巨乳”でマンガ誌はじめ多くのグラビアを飾った佐野夏芽、05年に23歳でデビューしそのIカップを武器に「おっぱい番長」として人気グラドルとなった相澤仁美が『週刊プレイボーイ』11号で「復活グラビア」を披露!

今回のグラビア掲載は電子写真集『AGAIN a.k.a サノナツメ』『AGAIN a.k.a アイザワヒトミ』で撮り下ろしたもの。相澤の本格グラビアは14年以来3年ぶり、佐野は7年ぶりとなる。

ふたりとも久々の挑戦だったが、これまでのグラビアにはない官能美を表現。帰ってきた伝説のグラビアアイドルが見せるその甘美な世界は、ぜひ写真集や本誌で見ていただきたいが、気になるのはなぜ彼女たちが復活したのか…だ。佐野に至ってはすでに芸能界を引退し結婚もしている。

そこでふたりを直撃、撮影に至った経緯や撮影中の裏話を聞いた。

―今日はわざわざお越しいただきありがとうございます。おふたりは昔から仲良かったんですか?

佐野 いつからだっけ? (愛川)ゆず季ちゃん繋がりで知り合ったんだよね。たぶん誕生会とか。

相澤 そうだと思う。現場ではあんまり話してなくて、外で会ってる時に仲良くなったんじゃない?

佐野 そうそう、現場じゃお互いちょっと猫被ってたと思うけど、ひとみんは外で会うと全く違って、すごい心を開いてくるんですよ。天然で、え?みたいなことを結構言うのは昔からですね(笑)。

相澤 私がグラビアを始めた頃には夏芽ちゃんはいろいろ出ていたので、年下だけど先輩って感じで。話しかけるのが申し訳なかったんですけど、もうオーラが優しいのですぐ心を開いてました。

佐野 もう言えないくらい、下ネタがすごい(笑)。

相澤 いやいや昔はそうじゃなかったよ! 30超えてからですかね、自ら下ネタを言った時の皆の反応が面白すぎて言うようになっちゃったんですよ。

―いきなりの暴露で驚いてますけど、長年、グラビアから離れていたおふたりが今回、どうして再び撮影に臨んだんですか?

佐野 撮ってくれたのが栗山(秀作)さんっていう方で、たまたま会う機会もあって「撮らない?」って言われていたんですよ。全くやる気なかったので最初は渋っていたんですけど、いまだにそう言ってくれるのは正直嬉しかったし、じゃあ1回だけって。というか、酔っ払うとスキだらけになるのが欠点なんですよ、だからOKしちゃったのかな(笑)。

相澤 私も栗山さんがきっかけ。グラビア始めた頃からずっと印象に残ってるんですよ。グイグイくるカメラマンさんって結構多いじゃないですか? そういうのが全然なくて、謙虚で初々しい人で珍しかったんです。それから偶然、外でばったり会ったりして栗山さんならいいかなと。

佐野 昔は撮りながら「ごめんなさい、ごめんなさい」って言ってたのに、今回は「それ撮っちゃおう」みたいな感じで、さすが7年経つと変わるよなーって思った。

―逆に自分たちの中で変わったなと思うことはありました?

相澤 それこそ昔は栗山さんと照れ合いながら撮ってたんですよ。それ見たスタッフに「付き合っちゃえよ」と茶化されて、お互い真っ赤になるとか。そういう初々しいイメージのままだったから、「こうして欲しいって言えないんじゃないかな」って、こっちから積極的になってた自分がいましたね。

佐野 私は7年ぶりだから最初、笑い方もめちゃ硬くて。「どうしたらいいんでしたっけ」って聞いちゃうくらいダメでした。「ごめんなさい、やっぱやめたいです」って言っちゃいそうなくらい緊張して。

でも、ごはん食べたり、最終的にお酒飲んだら超フリーに(笑)。もうアイドルではないから何も考えずさらけ出しちゃったというか、思ってた以上に脱いじゃって後から焦りました(笑)。

相澤 というか、旦那さんはOKだったの!?

―その前にいつの間に結婚してたんですかって話ですよ! 引退したのもそれで?

佐野 結婚は関係ないですよ、引退してから数年後ですから。そもそもグラビアをやってたことも知らなくて、いいじゃんって快諾してました。写真を見て、すごいいいって喜んでくれてよかったです。

―写真集のほうでは、服を着て外で撮った写真から始まって、脱いで…と本当のデートをしているような形でちょっと珍しいですよね。

相澤 そうなんですよ、そういうストーリーがあるのってなかなかないですよね。

佐野 グラビアって脱いでるものだから、ストーリー性があるとキレイさが増すなと思いますね。そうじゃなかったらやっていなかったかもしれないです。昔から、ひとみんは半開きの口とか表情がエロいけど。

相澤 (写真集を見ながら)夏芽ちゃんのこういう酔っ払って、くたーとなるような流れがあるから、よりセクシーに見えるよね。

佐野 自分で見返してると、昔より自由だからか表情が柔らかくなった気がする。エロっぽいのって生々しくて昔はできなかったし。

相澤 私も!

佐野 何言ってんの、ひとみんは昔からエロい顔してるよ(笑)。

相澤 おかしいな。あっ、この脱ぐ寸前の(写真)とかグッときます。チラ見とか、全部脱ぐより見えちゃいけないものが見えてるほうがゾクッて。着てて、脱がすまでのとかあるじゃないですか…その瞬間が「あー!」ってなる。

佐野 ひとみん、妄想好きだから(笑)。官能小説とか書いてみたら?

相澤 それは無理。もっと熟女になってから考えます(笑)。ただ昔、ゆずぽん(愛川)と一緒の撮影で彼女に触れていたら、カメラマンさんに「相澤は男の手をしてるから気を付けろ」って言われたことはある。思考が男性寄りなのかもしれない。

佐野 あっ、ひとみん、酔っ払ったら怖いかも。距離も近くなるし目がめちゃめちゃイヤらしい。襲われるかもしれないって。

相澤 かわいいコは大好きだけど、そんなことしないって!

―ホントに仲がいいんですね(笑)。他に今回の撮影でこだわりなどは?

相澤 せっかく撮るんだったら「ありのままの自分を見てもらいたい」というのはありました。だから、シワとかも消さないでくださいって。見る人に受け止めてもらえなくても、ここから再ブレイクとか全く思ってなくて、今の自分をキレイに残してほしいという感覚だったので。

佐野 私もそうですね。昔はアイドル、清純派だったけど、今は普通のひとりの女なので、それでいいかなって。人妻というのもそのまま活かしていこうと。そのほうが、夫側とかいろんな目線になれちゃうから、そういうドキドキ感もあるじゃないですか(笑)。

―実際に周りの方に見せたりとかしましたか?

佐野 全然見せてない。そもそも家族にも言ってないです。うちの両親は露出があっても昔から見て喜んでくれるんですよ。でも今回は状況を把握できないかも(笑)。

相澤 私、友達に見せたら「いつものひー(相澤のあだ名)だね」って。普通のグラビアだと自然とスイッチが入って構えちゃうんですけど、そういうのもないし。あと、普段からメイクをしない人なので、そういう意味でもいつも通りだって。スタッフさんにも「出しちゃっていいのかなと思うくらい素」だと言われました。

―では最後に、見どころと今後についてお願いします。

佐野 久々に撮ってもらって、緊張もしたけど当時を思い出したりすごく懐かしくて楽しかったです。こんなお話も普通に生きていたらないからありがたかったです。昔のファンの方が覚えていてくれたら、最初で最後ですけど今の私という人間を見てもらえたらと。今後は…家族で幸せに暮らします(笑)。

相澤 下着売り場の試着室に入ってきて、彼目線で「どう?」とかストーリー性があって「普段の私」っていうのがいっぱい入って、本当に自然なキレイな姿が映っていると思います。生放送だと何か言ってしまいそうなので(笑)、これからもそれ以外、誌面や収録のラジオで頑張っていきたいです(笑)。

―今日は本当にありがとうございました!

(取材・文/鯨井隆正 撮影/栗山秀作 インタビュー撮影/山下隼)

★ふたりのグラビアは『週刊プレイボーイ』11号(2月26日発売号)に掲載!

★週プレ グラジャパ!では電子写真集『AGAIN a.k.a サノナツメ』『AGAIN a.k.a アイザワヒトミ』が好評発売中!

■佐野夏芽(SANO NATSUME)

東京都出身 身長155cm B86 W58 H84

血液型=A型

■相澤仁美(AIZAWA HITOMI)

東京都出身 身長16cm B93 W60 H92

血液型=O型 公式Twitter【@0822Pinky】