ドコモ・バイクシェアは、千代田区の「ちよくる」をはじめ、都内で運営している自転車シェアリングサービスについて、ユーザーが区をまたいで利用できる「広域相互利用」に4月1日から品川区と大田区が参入すると発表した。

 「広域相互利用」は、ドコモ・バイクシェアが運営するサービスであれば、ユーザーは区をまたいでひとつのサービスのように利用できるというもの。すでに10区のうち7区で相互利用が可能だったが、「品川区シェアサイクル」と「大田区コミュニティサイクル」が参入することで、9区で相互利用が可能になる。

 今回の対応により、ドコモ・バイクシェアがサービスを運営する10区において、広域相互利用に参入していないのは「練馬区シェアサイクル」だけになった。

 広域相互利用に対応した区では、ユーザーは特別な対応なしに相互乗り入れが可能。たとえば千代田区内の「千代田区コミュニティサイクル」(ちよくる)のポートで自転車を借りて、文京区内の「文京区自転車シェアリング」のポートに返却するといったことができる。

 「広域相互利用」を含め、ドコモ・バイクシェアが運営するサイクルポート(自転車のレンタル・返却施設)の場所は、スマートフォン向け「ポートナビアプリ」で確認が可能。また一部はGoogle マップなどの地図サービスにもポートの位置が掲載されている。

 ドコモ・バイクシェアは、「コミュニティサイクル事業実証実験」の運営事業者として、自転車シェアリングサービスを都内10区で運営している。横浜、仙台、広島の各市でも同様のサービスを運営している。サービスの実施主体は区などの各自治体。運営ではなくシステムの提供のみを行っているケースもあり、奥日光や甲州市、大阪府、尾道、那覇市などのサービスがこれにあたる。


東京都内 広域相互利用の対象サービス 千代田区コミュニティサイクル 中央区コミュニティサイクル 港区自転車シェアリング 新宿区自転車シェアリング 文京区自転車シェアリング 江東区臨海部コミュニティサイクル 品川区シェアサイクル(4月1日〜) 大田区コミュニティサイクル(4月1日〜) 渋谷区コミュニティサイクル
東京都内 広域相互利用の対象外サービス 練馬区シェアサイクル