ディスコが2月15日に発表した、2019年度卒業予定の学生を対象にした「2月1日時点での就職意識調査」で、就職先として長らく人気を誇っていた銀行が”陥落”したことが、話題になっている。

調査期間は2月1日〜6日、有効回答者数は1146人(文系男子386人、文系女子306人、理系男子301人、理系女子153人)。学生たちに、2月1日時点での志望業界を40業界の中から5つまで選んでもらったところ、「情報・インターネットサービス」が最多(17.2%)となり、前年まで長らく1位だった「銀行」は4位(16.2%)だった。

文系学生からの銀行人気は根強く、文系男子・文系女子ともに志望業界1位は「銀行」。ただ昨年同時期の調査結果と比べると、文系女子からのポイントは23.8%から25.1%と微増したが、文系男子では31.9%から25.7%と大幅ダウンしている。

ちなみに昨年、「情報・インターネットサービス」は全体で5位。今年は理系男子からのポイントが昨年の20.6%から25.4%と大きく増加したうえ、文系男子(14.3%→15.7%)、文系女子(9.8%→12.1%)と、文系学生の間でも人気をのばしていることがうかがえる。

この結果に、Twitterでは

“そりゃそうだw”
“ごく自然な流れですね。これからの御時世、ITに関する知識・経験・スキルを身につけておかないと、キャリアに未来は絶対にない。”
“AI普及で仕事が失われる側から、AI普及で仕事が生まれる側に人気が移った感じかな?”

など、納得感があるという声が続出。さらには、銀行に対して、

“マンパワーがいらなくなり、貸付先もないような銀行がいまだにこれだけ人気のあるほうが不思議で仕方がない。”
“これから一社当たり数万人規模のリストラをやると公言している銀行に行きたいと思う学生が居るなら、それはタダのバカだ”

などという厳しい声もある。

ディスコでは「銀行人気に陰りが感じられる結果」としつつも、「3月の(就職活動)解禁以降に接触が増えることで変動する可能性もある」とも。”就活生の銀行離れ”は、果たして真実なのだろうか。

(花賀 太)

■関連リンク
・2月1日時点の就職意識調査 - 株式会社ディスコ(Adobe PDF)
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