男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米オープン選手権最終日。トロフィーを掲げるブルックス・ケプカ(2017年6月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全米ゴルフ協会(USGA)は26日、主催する全米オープン選手権(US Open Championship)、全米女子オープン(US Women's Open Championship)、全米シニアオープン(US Senior Open)、そして全米シニア女子オープン(US Senior Women's Open)について、大会に対する要望に応えてプレーオフでは18ホールのストロークプレーを廃止し、72ホール目を終えた同日に2ホールのストロークプレーを行うと発表した。

 USGAのエグゼクティブディレクター兼最高経営責任者(CEO)を務めるマイク・デービス(Mike Davis)氏は、「メジャー大会では、日曜日に勝負が決着して優勝者にトロフィーが授与されることが、ゴルフ界全体にとってどれほど重要か認識している」とすると、「選手をはじめ、ファン、ボランティアの皆さん、役員、そして提携する放送局を含め、あらゆる立場の関係者から意見を取り入れた結果、それが全員にとって望ましいことであり利益につながるのは明らかだ」と述べた。

 117年の歴史を持つ全米オープンでは、これまで18ホールもしくは36ホール方式によるプレーオフが合計33回行われている。同大会の優勝者がプレーオフで決まったのはトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で行われた2008年大会が最後となっており、このときは18ホールで決着がつかずにサドンデスにまでもつれ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)がロッコ・メディエイト(Rocco Mediate)を下してタイトルを手にした。

 しかしながら、今季からUSGAが主催する4つのオープン選手権では、2ホールのストロークプレー方式でプレーオフを行い、決着がつかない場合はサドンデスに突入することになった。

 デービス氏は「ストロークプレーで決着をつけるやり方に正しいも間違いもないが、この数年間では全米女子オープンや全米シニアオープンで2ホールのプレーオフが導入されて良い成果を出してきた」とすると、「2ホールであれば、どのような一つのミスも挽回できるのと同時に、すべての人々にとって記憶に残り、ドラマチックで理解しやすいものになる」と語った。

 ゴルフのメジャー大会では、1976年にマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)が18ホールのプレーオフを廃止し、翌年には全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)がそれに追随。1986年には全英オープン(The Open Championship)がプレーオフを4ホールに変更した。

 今年の全米オープンは、6月14日から17日まで米ニューヨークのコシネコックヒルズGC(Shinnecock Hills Golf Club)で開催される。
【翻訳編集】AFPBB News