NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社が、スマートフォンのショートメッセージサービス(SMS)の機能を刷新。「打倒LINE」のため、動画や長文を送れるサービスを年内に開始すると、日経 xTECHが報道した。

SMSとは、電話番号を使って文字を送受信するサービスで、携帯電話の番号さえわかれば、アプリなどのダウンロードをせずに利用できる仕組み。異なる通信会社の端末にもメッセージを送れるが、文字数制限があり、絵文字も文字化けする場合があるため、LINEに比べて使い勝手が悪いのが現状だ。

そのため、3社が携帯電話用のサービス「MMS(マルチメディアメッセージングサービス)」に一斉対応するという。3社が同時に対応するのは、「別の通信会社を使う友人に送れない」といったケースを避けるため。

iPhoneの値引き合戦など、顧客の争奪戦を繰り広げているライバル同士が「打倒LINE」という共通の目的に向け結託した格好だと日経 xTECHは報じている。

Twitterでは、

“そもそも無料だから人気のLINEに、下心満載の有料サービスで対抗は無理じゃないかと”
“MMS対応の前に、一通何円という料金を何とかして欲しい”
“どこにもユーザー目線の話がないのだけど、LINEから移る動機はどう想定しているのだろう”

とユーザーの視点に立った議論ではなく、あくまで会社側の都合だけが語られていることに違和感を覚える声が上がっている。さらに、

“「MMS」で打倒LINE?? 日本ではほとんど無視してた10年くらい前のメッセージングでLINEに対抗とかあり得ないでしょ”
“MMSの共通化とかって、国内でSkypeよりLINEが普及しはじめた頃にやってないと遅い気が”

と世界ではすでに広く使われているサービスを、いまさら導入することへの違和感も多いほか、

“打倒LINEと言いながらソフバンってLINEモバイルと提携するんじゃないっけ?”
“単に3社が MMS を導入するっていうのだとインパクト弱いから「打倒LINE」っていうストーリーを日経が持たせただけなんじゃねーの?と思っている”

と見出しが大げさなだけではないか、という指摘も。

4月までに発表、年内にサービス導入と報じられているが、果たして「打倒LINE」は叶うのだろうか。
(飛鳥 進)

■関連リンク
NTTドコモとau、ソフトバンクが打倒LINEで結託
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00076/