コストコの人気食材のひとつ、「プルコギビーフ」。以前、5食チーズピザのトッピングとしてプルコギビーフを使用するアレンジ術を紹介しました。

 

でも、そのまま焼いて食べたりピザの具にしたりすれば、あっという間になくなる……なんてことはありません!

 

なにしろ、1パックが約2kgという大容量。冷凍保存などして何回かに分けて食べることになり、とはいえ毎回同じ味では、いくらおいしいといえども飽きてしまいます。そこで、@Livingでもおなじみのコストコ情報ブログ「コストコ通」の管理人・コス子さんに、プルコギビーフの味をガラリと変えて楽しめる“味変レシピ”を3点、教えてもらうことにしました。

↑コストコで定番となっている人気食材「プルコギビーフ」。甘辛いタレに浸かった牛肉が148円/100gの安さで約2kg入っています

 

プルコギを使うから楽ちんな「激旨ハヤシライス」

プルコギビーフの甘辛い味付けに、ちょっと飽きてしまったときに作りたいのがハヤシライス。こんなにしっかり味の付いたお肉なのに大丈夫なのかしらと、半信半疑で作ったところ、お店に負けない絶品ハヤシライスが完成しました。

 


【材料(4人分)】
・プルコギビーフ 400〜500g
・玉ねぎ 1個
・マッシュルーム 1缶
・ニンニク 1片(チューブでも可)
・トマト缶 1缶(ダイス、ホールどちらでも可)
・小麦粉 大さじ3
・赤ワイン 100cc
・水 200cc
・ワインビネガー(バルサミコ酢でも可) 大さじ2
・バター 20g
・塩コショウ 少々
・グリーンピース お好みで

 

まずは、プルコギビーフに小麦粉をまぶし、全体によく馴染ませます。次に、ニンニクをみじん切りに、玉ねぎを薄切りにしておきます。フライパンを中火にかけてバターを入れて溶かしたら、ニンニクを加えて炒めましょう。ニンニクの香りが立ったらプルコギビーフを加え、全体の色が変わるまでほぐしながら炒めます。

↑肉の表面を焼くことで、煮込むときに肉の旨味が流れ出てしまうのを防ぎます

 

プルコギビーフに火が通ったら、玉ねぎ、水切りしたマッシュルームを加え、軽く塩コショウして炒めます。玉ねぎが半透明になって少ししんなりしてきたら、ワインを回し入れて、アルコールを飛ばすように炒めます。このときは中〜強火くらいにしたほうが、アルコールが飛びやすくなりますよ。

↑ここでアルコールをきちんと飛ばさないと、ワインの味が強くなりすぎてしまうので注意

 

あとは、トマト缶、ワインビネガーを加え、トマトをつぶしながら5分ほど炒めます。トマトが大体つぶれたら、水を加えて沸騰するのを待ちます。沸騰したらフタをして火を弱め、好みのとろみになるまで煮込みましょう。このとき、注意したいのが“焦げ付き”です。ちょっと放っておくと鍋底に焦げ付いてしまうので、時々かきまぜるようにしてください。

↑ちょっと目を離すだけで焦げてしまうので、こまめにかき混ぜるのを忘れないように

 

お皿にごはんとともに盛り付け、グリーンピースをトッピングしたら完成です。今回は30分ほど煮込んだので、全行程を合わせても1時間程度で仕上がりました。

 

このハヤシライス、とにかくお肉が柔らかくて、甘辛い下味がしっかりついていたのがまったく気になりません。むしろ、漬けダレの味が汁気に上手く溶け出したことで、味付けをせずとも完成しているのです。これまではレトルトのルーを使ってハヤシライスを作っていたのですが、これならいくつか食材を用意するだけで作れる手軽さもうれしいところ。

 

コス子さんによると、「使うトマト缶によって、多少味の印象が変わるので、ワインビネガーもしくはバルサミコ酢の分量で酸味を調節するといいと思います」とのこと。作ってすぐに食べるのもいいですが、半日以上寝かせてから食べるとさらに味が馴染むそうです。

 

続いてのレシピは、肉じゃがです。

ごはんが進む「肉じゃが」もプルコギビーフで

食卓によく並ぶ肉じゃがも、プルコギビーフを使えば失敗知らずの簡単メニューに変身します。しかも、フライパンひとつでできるので、洗い物を少なく料理を済ませたいときにもぴったりです。

 


【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 200g程度
・じゃがいも 4個(500〜600g程度)
・玉ねぎ 1個
・にんじん 5cm程度
・醤油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・白だし 大さじ1/2
・水 1.5カップ

 

じゃがいもは大きめのひと口大に切り、5分ほど分量外の水にさらしてアクを抜きます。玉ねぎは縦半分に切り、繊維に沿って1cm幅にカット、にんじんは乱切り、プルコギビーフは5cm程度にカットしましょう。フライパンにごま油を入れて熱し、玉ねぎを強火で炒めます。玉ねぎ全体に油が回ったら端に寄せ、プルコギビーフと醤油を炒めます。肉に醤油が馴染んだら、玉ねぎも一緒に炒め合わせます。

↑肉に醤油をしっかり馴染ませてから玉ねぎと混ぜて炒めます。こうすれば味がきちんと染み込むのです

 

あとはじゃがいも、にんじんを加えて全体を平らにならしたら、水と白だしを注いで、フタをして強火のまま煮ます。途中で一度全体をしっかり混ぜ合わせて、味が均一に馴染むようにしましょう。

↑強火で煮込むので、かなりグツグツとなります。煮込んでいる間はフタをしましょう

 

強火なので、10〜15分程度で水分がなくなり、これで完成。火にかけて30分程度で、ほくほくの肉じゃがができるとは驚きですね。

 

普段、肉じゃがを作るときはみりんや砂糖を使うのですが、これはプルコギビーフのタレの甘みがあるので、醤油と白だしだけで味がしっかり決まっています。いつもの肉じゃがとまったく変わらず、むしろほどよい甘辛さがごはんのおかずとしてぴったりな仕上がりです。

 

3つ目のレシピは、卵とじ丼です。

「卵とじ丼」はごぼうの食感がアクセント

コス子さんがプルコギビーフの試食販売員の方に教えてもらったというのが、「卵とじ」に使う方法。ごぼうと一緒に炒めて卵ととじるだけなのに、いつものプルコギビーフとひと味違った味わいに変身します。この献立で面倒なのは、ごぼうを切ることぐらい。ほかは驚くほど簡単です。

 


【材料(1人分)】
・プルコギビーフ 100g
・ごぼう 10cm〜15cm程度
・卵 2個
・出汁 50cc
・ご飯 丼ぶり1杯分
・ごま油 適量
・青ネギ お好みで
・七味唐辛子 お好みで

 

ごぼうは千切りにし。水にさらしてアクを抜きます。プルコギビーフはひと口大にカットしておきましょう。小ぶりのフライパンにごま油を引いて熱したら、しっかり水切りしたごぼうを炒めます。油が全体に回ったらプルコギビーフを加え、肉の色が変わるまで炒めてください。

 

↑親子丼用の片手鍋がなくても、小ぶりのフライパンでOK。ごぼうは油が回る程度の炒め加減でかまいません

 

出汁を加えたらフタをし、1分間煮ます。その間に卵を軽く割りほぐしておいてください。このとき、しっかり混ぜる必要はありません。フタを外して溶き卵の3分の2を回し入れ、再度フタをして弱火で1分放置。再度フタを外して残りの卵を回し入れ、そのまま30秒加熱すれば完成です。あとはごはんの上に盛り付けて、お好みで青ネギや七味唐辛子をかけてください。

↑卵は多少半熟のままでも、最後に予熱が通るので気にする必要はありません

 

コス子さんによると、「卵を入れたら一切お箸で触れないのがきれいに仕上げるコツ」だそう。混ぜたくなるのをぐっとこらえてくださいね。

 

甘辛い肉とトロトロの卵の相性がよく、これは絶品の他人丼! また、ごぼうを加えることで食感もよく、味や風味もアクセントになっています。見た目は少し地味ですが、休日のお昼ごはんや夜食に、ささっと作れるスピードメニューとして重宝しそうです。

 

プルコギビーフはお肉としてのポテンシャルが高いからこそ、いろんな献立で重宝するお助け食材。手軽に作れて本格的なアレンジレシピがあれば、2kgのお肉もあっという間になくなりますよ!

 

 

【プロフィール】

コストコ通

管理人・コス子さんが、コストコの最新情報やお得情報を毎日更新するコストコ情報ブログ。コス子さんは福岡県在住で、久山倉庫店に毎月2回のペースで通う。ご主人と2人の愛娘の4人家族。

 

調理・文/今西絢美

 

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」