26日(現地時間)に開幕したMobile World Congress 2018にあわせ、LGエレクトロニクスは「V30/V30+」の強化版にあたる「V30S ThinQ」を発表。AIによるカメラ機能や、Google Assistantによる家電連携機能をブースでアピールした。

AI機能を強化したLGのV30S ThinQ

 ThinQとは、同社が1月のCESで発表したAIプラットフォームの名称。テレビや冷蔵庫、掃除機など、LGが持つ全家電製品に展開し、Google Assistantとも連携する。V30S ThinQは、そのプラットフォームをスマートフォンに適用したものだ。

 具体的に強化されたのはカメラ機能。カメラを起動すると、通常のV30、V30+にはない「AI CAM」と「QLens」という2つのメニューが現れる。AI CAMは、ディープラーニングを活用したいわゆるシーン認識。被写体が何であるかを認識して、カメラのモードを最適なものに切り替える。LGのブースには、花や動物のぬいぐるみ、料理見本などが置かれており、実際にシーンを認識する様子を確認することができた。

AI CAMは、被写体を認識して自動で撮影モードを切り替える機能

 対するQLensは、Amazonでのショッピングサーチや、Pinterestでの画像検索などを行うための機能。試しに筆者のカメラを撮ってみたが、きちんとカメラと認識して、Amazonのカメラ販売サイトに接続できた。このほか、V30S ThinQでは、Google Assistantで家電と連携。「エアコンをつけて」や「テレビを消して」といったような操作を、スマートフォン経由で行えるという。

QLensでは、「Visual Shopping」「Visual Search」「Scan QR code」の3つを利用可能

カメラを撮ったところ、カメラであることが特定された。残念ながら、メーカーまでは判別できなかったようだ

近い画像を検索することもできる

 暗所時の撮影性能も強化。4つの画素を1つにして、取り込める光量を上げる「BRIGHT MODE」に対応しており、暗い場所での鮮明な写真を撮ることができるようになっている。ただし、仕組み上、写真のサイズは1/4になるそうだ。

 Snapdragon 835や128GBのストレージ(ROM)など、ベースとなるスペックは日本で発売中のV30+、isai V30+と同じだが、メモリ(RAM)が6GBに強化されているのも特徴となる。

4つの画素を1つにして、感度を上げるBRIGHT MODE

日本で発売済みのV30+と比べ、RAMが強化されている