「g08」は、NTTレゾナントが「gooのスマホ」として、2月23日に発売したAndroidスマートフォン。縦横比18:9の縦長ディスプレイや広角120度撮影対応のデュアルインカメラを搭載するミドルレンジモデルだ。編集部スタッフそれぞれの視点から「g08」を紹介する。

編集部・太田

 MVNO自身が独自ブランドで展開する中でも気を吐いている印象の強いNTTレゾナントの「gooのスマホ」シリーズ。「g08」(グーマルハチ)はWikoの最新モデルがベースで、2万円台で購入できるスマートフォンとして質感はかなり高め。期間限定のキャンペーンで条件を満たして6800円ともなれば破格の仕上がりということになる。

 DSDS対応でLTEと3Gの同時待受が可能なほか、2つのSIMカードとは別にmicroSDカードも装着可能。写真をたくさん撮って貯め込んでしまう人や、音楽プレーヤーとしてスマートフォンを使い、たくさんの曲を持ち運びたい人には重宝する仕様だ。

 せっかく音楽プレーヤーとして利用するなら、リッチな音で聴けるハイレゾ音源の再生にも挑戦してみたい。とは言っても、再生自体はAndroid標準の「Google Play Music」でも可能。ただ、例えば、ちょっといいヘッドホンを買ったので、もっといい音で聴いてみたいという場合なら、USBケーブルのデジタル出力で外部のポータブルDAC・アンプを使うのもアリだろう。

 「g08」には、外部のUSB DACを駆動できるラディウスの音楽プレーヤーアプリ「NePLAYER Lite」がプリインストールされている。アプリ自体は、再生したい音楽ファイルのサンプリング周波数に応じてアプリ内課金でロックを解除していく形式で、24bit 48kHzまでが360円、96kHzまでが720円、192kHzまでが通常版「NePLAYER」と同じフルプライスの1800円となっている。課金していない状態では、CDと同じ16bit 44.1kHzまでの再生にとどまるが、これを機にハイレゾ音源や外部DACを物色するのもいいのではないだろうか。アプリはハイレゾ音源の2大配信サイトであるmoraとe-onkyo musicに対応しており、購入した音源をアプリから直接ダウンロードも可能だ。

SIMカードを2枚装着しても、microSDカードを利用可能。ファイルサイズが大きいハイレゾ音源もたくさん持ち運べる

「NePLAYER Lite」がプリインストール。外部のUSB DACでステップアップを図るには最適

 最近では意外に手頃な価格帯でかなり小型のものから、持ち運びがはばかられるサイズ・重量のものまで、非常にたくさんのポータブルDAC・アンプ製品が販売されている。スマホに何かおおげさなモノをくっつけて持ち運ぶのはちょっと……という場合でも、自宅や会社のデスクの上、出張時の新幹線の中やホテルの机の上など、しっかり気分転換したい、というシチュエーションで使うと割り切ってしまえば、選べる製品のバリエーションも広がる。

 「g08」本体のヘッドホンジャックから出る音も良好で、極端に高額なヘッドホン・イヤホンでもない限りは、ハイレゾ音源をスマートフォン本体で再生・出力しても十分に楽しめる(96kHz以下が無難だが)。DSDSでもmicroSDカードが使えるので、音楽プレーヤーとして重視したいユーザーにもおすすめだと思う。