「自分で立てた献立を、自分で調理して家族に食べてもらう」という学校の宿題を行うのに、4時間もかかったという高校生選手がいました。

 1食の食事の準備に4時間をかけていては、練習に取り組む時間がなくなってしまいます。

 普段、保護者が食事を用意している選手は、練習に集中できるのはいいことですが、自分で調理したり、食事を用意したりしなくてはならない場合、困ることがあります。そのような場面は遠い未来ではなく、高校を卒業する頃には頻度が増えてくることです。

■炊事、洗濯、片付け

 選手が自炊するときになって急に困ることがないように、日頃からお手伝いをさせることはとても大切です。ご飯を研ぐ、炊くだけでも、みそ汁を作ることだけでも構いません。食事作りだけでなく、普段の片付けや掃除、洗濯なども積極的に手伝ってもらいましょう。

 練習時間が長く、お手伝いをさせる暇もないという話もよく聞きます。しかし、身支度ができる、整理整頓ができることは、選手の人間力、生きる力をつけることになり、それがスポーツでの活躍にも影響してくるでしょう。

 今回は「きりたんぽ鍋」を紹介します。材料を切るだけで準備でき、主食も主菜も副菜もそろいます。自炊する選手でも簡単にできるお鍋はおすすめです。

【管理栄養士・田澤梓】