シャープは2月19日、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の開発者向けモデル「SR-X002」を3月2日に発売すると発表した。ネットでは、その進化に戸惑いが広がっている。

ロボホンは、2016年5月に発売された二足歩行が可能な小型ヒューマノイドロボット。外出先にも手軽に携帯でき、接し方次第でロボホンが話す内容が変わるなど、音声対話機能を有している。ただし、あくまで発売当時はロボホンを「携帯情報通信端末の新コンセプト」に掲げ、通信機能をはじめ電話やメール、カメラといった携帯電話の基本機能を持つ“モバイル型ロボット電話”と銘打っていた。

しかしながら、今回発売されるモデルは、通話とメール機能を除外。その代わりに、付属のソフトウェア「Motion Works for ロボホン」でロボホンのモーションの作成が可能となった。搭載している各モーターの可動値や動作条件などを設定することで、オリジナルのダンスやアプリケーションなどを作成できるという。

新型ロボホンについてTwitterでは、

“電話できないロボホンはロボホンに在らず!”
“ロボホンだけど ロボホンじゃない???”
“開発者モデルと言いつつ、機能削られてる部分多そうなのが気になる。”
“仕様とかターゲット層とか値段とか迷走しまくってないか。”
“久しぶりにロボホンがトレンド入りしてる、と思ったらこういうことか。どこへ向かっているのだろう……?”

と困惑するユーザーも少なくない。

「SR-X002」は、子ども向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」でロボホン用のアプリケーションの開発ができる「スクラッチパック」も付属。プログラミング教育を行う学校や家庭での活用にも対応する。

「SR-X002」は、従来のロボホンのような“モバイル型ロボット電話”とは少し毛色が違うが、その分、自由度が高まり進化を遂げている。これまでとは違った点で新たな可能性を見せてくれそうだ。
(山中一生)

■関連リンク
モバイル型ロボット『RoBoHoN(ロボホン)』開発者向けモデルを発売
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/180219-a.html