【今週のリケジョ小町】建機や測定機器にICTを

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建機や測量機器のアドバイス
建設機械レンタル大手のアクティオ(東京都中央区)に勤める山田圭織さん(26)は、情報通信技術(ICT)を利用した施工のアドバイザーだ。ICT対応の建機や測量機器の機能や使いやすさを丁寧に説明する。「もともとCADを扱うのが好きなんです」と笑顔を見せる頼もしい存在だ。

まずは建機の掃除から
「建築物を見るのが好きで、千葉工業大学工学部では建築や街づくりを学びました。3次元(3D)CADの使い方を身につけたのも学生時代です。卒業研究として取り組んだのが、千葉県南房総市の使われなくなった公共施設の有効活用に向けて、地域の自治組織に必要な役割の考察でした。こうした経験や学んだ内容を役立てたいと思い、アクティオへの入社を決めました」

「最初の仕事はレンタル先から戻ってきたケーブルや機材の掃除でした。傷や破損を見落とさずに、しっかりと判断するのが難しかったです。現在の部署に移ってからは、情報通信技術(ICT)を活用した建設機械を説明するインストラクター役を務めています。国土交通省がICTを生かした工事を進める方針を打ち出しているので、工事関係者の皆さんも取り組む必要があります。ただ、聞き慣れないICTの用語を理解するのは簡単ではありません。運転席のモニターに表示される内容を説明する場合、自動車のカーナビゲーションに例えるなど、分かりやすくするよう心がけています。工事現場では優しく話しかけてくださる方が多いのでうれしいですね」

現場の皆さんが早く帰れるように
「今後は得意なCADを生かして、工事関連のデータを管理し、現場を後方支援するような役割を果たしていきたいです。工事が効率的に進んで、現場の皆さんが仕事を早く終えて帰れるようにしたいですね」

「休日は友人と体験教室に足を運んでいます。最近では陶芸でコップを焼き上げました」