写真提供=SPORTS KOREA)

写真拡大 (全5枚)

平昌五輪でその人気に再び火が付いた“フィギュア女王”キム・ヨナ。開会式では最終点火者として登場。白いドレスにスケート靴を履き、華麗な滑りを披露するなど、存在感も格別だった。

そもそも平昌五輪とキム・ヨナは、離れがたい存在である。2014年に引退後、平昌五輪の広報大使として任命されたキム・ヨナは、オリンピック誘致のプレゼンテーションでスピーチを行うなど、誘致活動に力を注いだ。

2017年11月にニューヨークで開かれた国連総会では、北朝鮮の平昌五輪参加を訴えるスピーチも行っている。最後の最後まで平昌五輪のために奔走したわけだ。

韓国では「平昌五輪=キム・ヨナ」というイメージが強いためか、キム・ヨナが起用されたCMもなぜか平昌広報活動の延長のように思えてくる。

CM出演料は1本1億円超え!?

彼女は現在、オリンピックのスポンサー企業である飲料水メーカーをはじめ、通信社、金融グループといった大企業から、ジュエリー、コスメブランドまで約10社の広告モデルを務めている。


(写真=S-KOREA編集部)コスメブランドのモデルを務めるキム・ヨナ


オリンピック開幕前に公表されたスポーツブランドの広告などは、キム・ヨナの新しい一面が表現されたとして熱視線を集めたほどだった。

【最新グラビア】韓国の“フィギュア女王”キム・ヨナ、大人の色気漂う美ボディを披露

ただ、いくつかの広告は平昌五輪ムードに便乗した広告戦略が明らかで、企業広告というよりも平昌五輪の広報と勘違いするほどでもあった。

今回、最終点火者を務めたことによって、キム・ヨナの広告収益が高騰するという話も聞こえる。

CM1本で約11〜14億ウォン(約1億1000万円〜1億4000万円)の出演料を稼ぐとされるキム・ヨナは昨年、150億ウォン(約15億円)の広告収入を得たといわれている。その出演料は今年、さらに10億ウォンアップとなる160億ウォン(約16億円)以上になると見込まれている。


(写真=S-KOREA編集部)


韓国企業評判研究所が毎月行う「女性広告モデルブランド評判調査」(2月)でも、キム・ヨナは2017年11月以来となる1位の座取り戻しており、彼女に寄せられた期待と好感度の高さを感じさせた。

昨年は女優やアイドルたちが占めた韓国のCMクイーンの座だが、今年はキム・ヨナが女王に君臨しそうな勢いだ。

もっとも、“平昌五輪特需”に沸くスターはキム・ヨナだけではない。

VIXXやEXOにも“オリンピック特需”が!?

例えばK-POPグループ「VIXX(ヴィックス)」と「EXO」である。


(写真提供=SPORTS KOREA)VIXX


VIXXは、2月5日に江陵で行われた第132回国際オリンピック委員会(IOC)総会開会式でK-POPを代表するグループとして登場。パフォーマンスを披露した。

また、五輪開幕前日にはIOCのトーマス・バッハ会長主催のディナーにも招待され、世間を驚かせている。ネットでは「国家PICK(国に選ばれたとの意味)のVIXXが誇らしい」というコメントが溢れ、過去のミュージックビデオなどが再び話題を呼んだりもした。


(写真提供=SPORTS KOREA)EXO


2月25日の閉会式に出演を予定している「EXO」にも、平昌五輪特需が期待されている。

EXOは公演1回で数千万〜数億ウォンの出演料が発生するとされる人気グループだが、今回は国威宣揚のために交通費程度のギャラで閉会式のステージに立つという。収益より名誉を選んだ彼らのパフォーマンスは今後、さらなるイメージアップに貢献することだろう。

他にも、オリンピック開幕前の聖火リレーにはAOA、スジ、WINNER、MONSTA X、DIAなど、数多くのK-POPアイドルが走者として参加した。

米国CNNは「K-POPが平昌冬季五輪の秘密兵器」と報道したそうだが、世界市場を視野にする多くのK-POPグループにとっても、今回の平昌五輪は恰好のショウケースになったはずだ。

キム・ヨナをはじめ、多くのスターやアイドルたちが盛り上げ、恩恵を受けている平昌五輪。いよいよ閉幕となるが、最後まで目が離せない。

(文=慎 武宏)