2018年春夏のトレンドは…

立春を過ぎても、まだまだ肌寒い毎日ではありますが、梅が開花するなど春の足音を少しずつ感じ始めた今日このごろ。そんな待ち遠しい春をもっと感じたい! というわけで、今回は気分だけでも春を先取りできる、花モチーフのレースランジェリーを集めてみました。

ご存知のように、ランジェリーにとってレースは不可欠ですし、そのレースに一番使われているのが花のモチーフ。つまり、花モチーフのレースランジェリー自体は別に目新しくはないのですが、だからこそ、その微妙な変化に流行を感じられるのです。

レースのトレンド、2018年春夏は一気にカラフルに。ベースの色とレースの刺繍糸の色に強いコントラストをつけ、花を主張させて存在感をアピールするものが増えた印象。

もうひとつは、立体感。単色使いや2色使いなどシンプルな色使いでも、アップリケ風にしたり、デコレーションをしたりして立体感を出していくのも、最近の流れと言えます。

これまでは小花モチーフというと可愛い雰囲気のものが多かったのですが、これらの流れによって大人の雰囲気が加味されるように。

その結果、可愛いものが好き、でも子供っぽいのはちょっと……そんな大人女子のワガママに応えられるランジェリーが増えたというわけです。

ファッションの世界もカラフルな服や装飾の多いものがぐんと増えている今シーズン。ショッピングのついでにランジェリーショップものぞいて、ぜひランジェリーのトレンドも楽しんでみてくださいね。

ちょっと大人の表情を楽しむ、メランジチューリップ

メランジの糸を使ったチューリップ柄のエンブロイダリーレース。ラブリーなチューリップを、その可愛らしさはそのまま、大人っぽさをほどよいバランスでプラス。カップ上辺のスカラップの透け具合や繊細なピコ飾りなど、よく見るとシンプルなフォルムの中にお洒落感を増すこだわりがいろいろ。それぞれの色で表情がまったく異なるから、全色揃(そろ)えたくなりそうです。

ブラジャー4000円〜、ソフトブラ3800円、ショーツ2000円、タンガ2000円/ラヴィアドゥ ※5月発売

セクシー&スウィートなフランスメイドの小花柄ブラ

可憐な小花柄をこんなにセクシーなランジェリーに仕上げるのは、フランスブランド「オーバドゥ」ならでは。この花の表現は、アダルシアの庭園からインスピレーションを受けたのだとか。3色の刺繍糸を使った花で華やかさを出し、胸元のレースアップとリボンをアクセントに。ハーフカップブラはブランドを象徴するアイテム。セクシーな丸みのあるバストをつくります。


ハーフカップブラ18000円〜、タンガ9000円、ガーターベルト12000円/オーバドゥ(栄進物産)

レディな印象のチロリアンテープ風カラフルフラワー

同じ黒×ピンク・赤の小花柄でも、ちょっと愛らしいデザインに仕上げたのがこちら。連なった色とりどりの小花が、チロリアンテープに施した刺繍のようです。その愛らしさも、黒のベースにすることで甘くなり過ぎずレディな印象。「きゅっと寄せブラ」は、脇がすっきりスリムに見えるシルエットが特徴。カップサイドにシートが内蔵されていて、最強の谷間をつくります。

きゅっと寄せブラ&ショーツセット4990円〜、ストリング1800円、ロングキャミソール4860円/アモスタイル バイ トリンプ(トリンプ・インターナショナル・ジャパン)

スワロフスキー社製のパールビーズが花芯に…

ライラック色の花々に立体感をもたせて印象づけているのが、このシリーズ。レースの中でも最高級と言われるリバーレースにちりばめられた花々の花心につけられたのは、スワロフスキー社製のパールビーズ。ひとつひとつ、手作業で縫い付けられています。可憐な花を職人の手仕事によって大人のラグジュアリーランジェリーに昇華させた、贅沢なセットです。

ブラジャー18000円〜、ソングショーツ10000円〜、キャミソール28000円/トレフル(ワコール) 

トレンド満載のイタリアンファッションランジェリー

イタリアのランジェリーブランド「ツインセット」からは、こんなセクシーなアイテムも。今春、ヨーロッパのブランドでは蛍光カラーが注目されているのですが、それをいち早くトリミングに取り入れ、さらにアップリケ風にレースを配置。肌が透けるほどの薄いベースにレースを重ねて、まるで素肌に直接花をのせたように見せるのも、最近の人気トレンドのひとつです。

トライアングルブラ17000円、タンガ12000円/ツインセット(マリー六本木)