自動運転車の試験走行がさかんに行なわれている米カリフォルニア州では、これまでテスト走行車が公道を走る場合、何らかの形で人が搭乗している必要がありましたが、今月末にも遠隔操作可能であれば無人でシステムを運用できる新規制が承認される見通しであることがわかりました。

人件費の効率化で企業に恩恵

カリフォルニア州で新規制が導入されれば、1人の遠隔操作オペレーターが複数の自動運転車を監督することも可能になるといわれており、スタートアップ企業と巨大テック企業の両者にとって大きなコストカットが期待されます。
 
自動運転車のスタートアップ企業Zooxの最高経営責任者ティム・ケントレイ-クレイ氏は、自動運転車が配車サービスにおいて標準的なものとなった場合、顧客の補助や技術的問題の解決などで何かしらの遠隔操作は必要になると語っています。
 
カリフォルニアに現在27の実証試験用のレクサスを保持しているAppleも新規制が承認された場合、恩恵を受けることになりそうですが、同社の自動運転事業に対する姿勢は未だはっきりしていないようです。昨年12月に関係者限定で「VoxelNet」と呼ばれるソフトウェアを用いた周辺環境マッピング技術を披露するなど、自動運転車そのものを作るというよりも、プラットフォームに焦点を当てた開発を行なっていくのではないかと米メディアAppleInsiderは推測しています。
 
 
Source:Reuters via AppleInsider
(lexi)