健康的なイメージのある雑穀米。健康志向のレストランやカフェで提供されたり、スーパーのお米コーナーで買ったりできますが、どんな食材なのか知っていますか？ なんとなく、体によさそうというイメージで食べたことがあるという人も多いかもしれません。そこで、雑穀米とはどんなもの？ 雑穀の種類は？ など、雑穀米に関する気になるアレコレをご紹介します。

雑穀米とは？



出典:shutterstock.com

白米に、玄米やキビ、粟、大麦などの穀物を混ぜ合わせたものを雑穀米と言います。五穀米や十穀米などを見かけることもありますが、数字は入っている穀物の数を表しており、雑穀米のなかのひとつです。

穀物は、日本では古代から食べられていた食材。現代では穀物を食べる習慣が少なくなり、白米の味に慣れていると、穀物の食感や味に違和感を覚える人もいるかもしれません。

また噛みごたえのある穀物も多いため、しっかり噛んで食べないと、消化不良を引き起こす可能性があるので注意しましょう。しっかり噛んで食べることで穀物そのものの味をしっかり味わえ、あごの運動にもなるためダイエット効果も期待できます。

雑穀の種類



出典:shutterstock.com

雑穀米に入っている穀物の種類は、お店やメーカーによってさまざまです。主なものとして、玄米・粟・きび・黒米・赤米・ひえ・大麦・ハトムギ・キヌア・もち麦・アマランス・押し麦・煎りゴマ・もち粟などがあげられます。

プチプチやモチモチとした食感が、特徴と言われている雑穀米。なかには、苦手な人もいる場合もあるので、はじめて食べるときには、穀物の種類が少ないものからチャレンジしてみて。

雑穀米を使ったおすすめレシピ

雑穀米は、食感や味に特徴があってちょっと苦手…そんな人でも食べやすい、雑穀米レシピをご紹介します。

具だくさんミネストローネ



出典:shutterstock.com

＜材料＞
トマト缶：1缶
雑穀米：30g
コンソメ：小さじ2
砂糖・塩・こしょう：少々
水：600ml(水の量はお好みでスープ風、リゾット風が楽しめます)
ウインナー：2本(ベーコンなら2枚)
人参：1/2本
玉ねぎ：1/2個
じゃがいも：1個
ブロッコリー：適量
※材料は、食べやすい大きさに切ります。1cmの角切りがおすすめ！

1.ブロッコリーの房は大きめに切り、茎は皮をむいて食べやすい大きさに切っておきく

2.鍋に、野菜と水を入れて火にかけ、柔らかくなったら雑穀米とトマト缶、コンソメで煮込む

3.最後に、砂糖・塩・こしょうで味を調えたら完成

野菜はこれ以外にも、大根やキャベツ、セロリ、大豆などを入れてもおいしいスープに仕上がります。食欲がないときにもおすすめの1品です。


出典:shutterstock.com

雑穀米は、健康的であまりおいしくなさそう…というイメージがある人もいるかもしれません。そんなときはスープなどの料理にアレンジすれば、おいしく食べられるようになるはず。無理のない程度に食事にとりいれて、体の内側から美しく輝く人を目指してみませんか？