「明石焼き風卵焼き」/料理:湯本敦 撮影:澤木央子

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「明石焼き」はタコをくるんだ生地を焼いた兵庫県明石市の名物料理で、一般的な「たこ焼き」のルーツといわれている存在。たこ焼きと比較すると生地に卵を多めに使用しているため口当たりがやわらかく、見た目が平らになるのが特徴的です。食べる際は冷たいだし汁につけるのもポイント。

さっとゆでたもやしをざるにあけてさますことで、もやしがしんなり、卵液となじみやすくなる。

そんな「明石焼き」風にアレンジしたふんわり卵焼きを作ってみませんか?本物と同じくだし汁をしみこませて、やさしい味わいに仕上げてくださいね。

■ 明石焼き風卵焼き(1人分140Kcal、塩分1.4g)

【材料・2人分】

もやし 1/2袋、卵液(卵 3個、かつおのだし汁 1/4カップ、うす口しょうゆ[またはしょうゆ] 小さじ1、塩 少々)、つゆ(万能ねぎの小口切り 適量、かつおのだし汁 大さじ2、うす口しょうゆ[またはしょうゆ] 少々)、塩、サラダ油

【作り方】

1. もやしは塩を加えた熱湯に入れ、約30秒ゆでる。ざるにあけ、さます。

2. ボウルに卵液の卵を溶きほぐし、残りの材料を加えてよく混ぜ、1を加えて混ぜる。

3. 卵焼き器を熱し、油を薄くひいて2の1/4量を流し入れる。まわりが焼けてきたら奥から手前に半分に折り畳み、奥に寄せる。再度油を薄くひき、2の残りの量を流し入れ、同様に焼く。あと2回繰り返す。あれば巻きすで軽く巻くと形が整う。

4. 好みの形に切り分け、器に盛る。つゆを混ぜて添える。

タコの代わりにもやしを具材にいれたメニューです。卵に包まれたもやしのシャキシャキとした歯ごたえを堪能しましょう。かつおのだし汁としょうゆの風味がしみわたる、いつもよりワンランクアップしただし巻きには箸も進むはず。(レタスクラブニュース)