ドイツ南東部デッゲンドルフで、児童への性的虐待などの罪に問われた裁判の判決を受けるカトリック元司祭の男(2018年2月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ南東部デッゲンドルフ(Deggendorf)の裁判所は22日、児童への性的虐待を含む100以上の罪に問われたカトリック教会の元司祭の男(53)に対し、禁錮8年6月の実刑判決を言い渡した。

 被告は直近の裁判で、1990年代以降に犯した108件の罪で有罪判決を受けた。有罪と認定された罪には少年5人に対する性的虐待や18歳少女に対する強姦未遂、児童ポルノ所持などが含まれ、犯行はドイツ国内のほか、オーストリア、スイス、イタリア、ポーランドでも行われていた。

 裁判所は被告に対し、服役開始前に精神医療系の閉鎖施設で数年間治療を受けるよう命じるとともに、出所に関しては被告が社会の脅威とみなされるかどうかにかかっていると強調した。

 過去の報道により被告の氏名は「トーマス・マリア・B(Thomas Maria B.)」と明らかになっており、また被告が別の複数の性犯罪で2003年〜09年に服役していたことも分かっている。被告は後に偽造書類を使い、一度剥奪された司祭の資格を再取得していた。
【翻訳編集】AFPBB News