松岡修造さん(15年4月撮影)

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元プロテニス選手・松岡修造さん(50)が、思わぬ形で株を上げた。

平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で4位となった宮原知子選手(19)へのインタビューが、「修造さすがですわ...好き...」「かっこよすぎて泣きそうになった」と称賛を浴びている。

「残念じゃないいいいいいい!!!!!!!!!!!!」

2018年2月23日のフィギュアスケート女子フリープログラム。ショートプログラム(SP)を4位で迎えた宮原は、連続ジャンプなどをミスなく成功させて146.44点。SP、フリーともに自己ベストを更新する圧巻の出来だったが、メダルには一歩届かず4位で終えた。

インターネット上では、「本当に感動した」「最高の演技だった」と称える声や労いの声が多数寄せられたが、試合後のインタビュアーに対し批判が集まっている。

インタビュアーは開口一番、宮原選手に「本当に高いレベルの戦いで、宮原さんにとっては残念な結果ではありますけどいかがですか?」と投げかけたのだが、この「残念な結果」という部分が失礼ではないかとして、ツイッター上で

「残念じゃないいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
「ちょっと理解に苦しむ」

と非難が殺到。フリーアナウンサーの山中秀樹さん(59)も、「インタビューって難しいんだよ。4位の選手に『残念な結果でしたね』とは、本人がメダルを熱望していたから、あえて聞いたんだろう」と一定の理解を示しつつも、

「ただ『4位入賞という結果、ご自身はどう思ってますか?』と聞いた方が、多分非難は浴びなかったろうけどね」

と続けた。

修造はガッツポーズをしながら...

試合後、松岡修造さんも宮原選手にインタビューした。

松岡さんは、先のインタビュアーとは打って変わり、ガッツポーズをしながら「ショートもフリーも自己ベスト。このオリンピックで本当に自分を超えた、おめでとうと言いたい」と宮原選手を温かく迎えた。

この発言に対し、

「ほんと修造偉かった。最初にインタ(ビュー)した人どこの誰か知らないけど本当に反省して欲しい」
「こういうところで松岡修造の人としての大きさとかアスリートへのリスペクトを感じる」

と「拍手喝采」が送られた。