2017年夏には、セブンイレブンとアスクルの提携、2018年1月には西友と楽天の提携、この2月にはイオンとソフトバンク、ヤフーという3社の提携と、IT技術を持つ大手企業と小売大手企業によるコマース分野における施策が発表された。いずれもインターネット通販事業大手、アマゾンの勢いに対抗する狙いがあるとみられ、日本でもいよいよ小売産業の大きな再編が起きようとしている。

 そのようななか、アマゾンは米国シアトルにおいて、Amazon GOというレジでの精算が必要ないコンビニを開店した。簡単にいうと、店舗に設置された多数のカメラやセンサーなどを使って、誰がなにをカゴに入れたのかを識別し、レジを通らなくても、店を出たあとに自動的に請求されるという仕組みだ。消費者にとってはレジの行列に並ばなくてよいことと、その場で財布やカードを取り出して支払いの手間がないという本当のキャッシュレスであることがメリットだ。

 しかし、そんなことが本当にうまくいくのか、実際どのような仕組みなのかという疑問に応えてくれる現地レポートが興味深かったので、下記のニュースソースに挙げておく。レポートは写真などによってかなり詳細に説明されているので、とても参考になると思う。今のところは社会実験的な意味もあるのだろうが、従業員がいなくてすむという効率化が直接的な目的ではなさそうだ。このように、いまどきの技術を実装したうえで、運用することで、ノウハウの蓄積も進み、消費者も気がついたときにはそれが消費行動の当たり前になっているという可能性もある。

 日本の大手小売事業者の取り組みには大いに期待をしたいが、競合相手はすでに先を歩いているといってもよいだろう。

ニュースソース

驚きのコンビニ革命「Amazon Go」体験レポート、AI技術の“魔法”の秘密がわかった[BUSINESS INSIDER]

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