文在寅大統領(左)とイバンカ大統領補佐官=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、平昌冬季五輪閉会式に出席する米政府代表団のトップとして同日来韓するトランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官とソウルの青瓦台(大統領府)で夕食を共にする。文大統領は、米政府が五輪開会式に加え閉会式にも代表団を派遣したことに感謝の意を伝え、韓米間の懸案を話し合うとみられる。

 

 夕食会を巡っては、最近注目される米朝対話などについてイバンカ氏がトランプ氏のメッセージを伝えるかどうかが大きな関心を集めている。米朝間では、平昌五輪開会式(9日)出席のため韓国を訪れたペンス米副大統領が、同じく訪韓していた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長とソウルで会談を予定していたが、会談直前に北朝鮮側がキャンセルし、実現しなかった。韓国がこの会談を仲介したとされ、文大統領とイバンカ氏の間で米朝対話の再推進に向けた協議が行われる可能性もある。

 一方、韓米間では米国による鉄鋼輸入制限の動きなど通商摩擦の懸念が高まっており、これに関して意見が交わされるかどうかも注目される。

 青瓦台は、夕食会を貴賓の接待に用いる韓国伝統家屋の常春斎で行うなど、米政府の代表を務めるイバンカ氏を首脳級としてもてなすという。

 イバンカ氏は24、25日には平昌で五輪競技を観戦し、閉会式に出席する。26日に帰国の途に就く予定だ。