EAVNを構成する電波望遠鏡の分布図(韓国天文研究院提供)=(聯合ニュース)

写真拡大

【大田聯合ニュース】東アジアの電波望遠鏡21基を連携させて宇宙を詳細に観察するプロジェクトが進められている。

 韓国天文研究院は22日までに、東アジアの電波望遠鏡を連携させて直径数千キロの電波望遠鏡観測網をつくる「東アジアVLBI観測網(EAVN)」が本格的な運用準備に入ったと伝えた。

 VLBIは超長基線電波干渉計の英語略称で、遠く離れた複数の電波望遠鏡を同時に運用し、その距離に相当する大きさの解像度を得る観測技術(装置)。

 EAVNは韓国のVLBI観測網であるKVN、日本のVERA、中国のCVNの電波望遠鏡21基を連携させた観測網で、韓国天文研究院によると世界最高レベルの精密度と感度で宇宙を詳細に観察できるという。光を識別する能力(分解能)は韓国南部・済州島の山頂から遠く離れたソウルにある硬貨の文字を読めるほど高い。

 EAVNは今年下半期(7〜12月)に初期運用を開始する予定だ。韓国天文研究院の研究者は「韓国と日本の合同VLBI観測網(KaVA)協力を基に、東アジアの研究者らは数年にわたりEAVNの整備に努めてきた。東アジアの資源と専門性を結集させて研究能力を最大化するとともに、(EAVNが)国際協力の重要なモデルとして認知されるよう、持続可能な運営体系を整えたい」と話している。