エンゼルス・大谷翔平とマイク・トラウト【写真:西山和明】

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23日にブルペン入り、24日オープン戦初戦欠場と監督明言

 エンゼルスの大谷翔平投手のオープン戦デビューは、24日(日本時間25日)本拠地でのブルワーズ戦以降になることになった。マイク・ソーシア監督は21日(同22日)、今後の予定として22日(同23日)にブルペンに入り、翌23日(同24日)のオープン戦初戦アスレチックス戦には出場しないことを明らかにした。

 大谷の実戦デビューはエンゼルスファンの前で実現する可能性が高まった。23日のオープン戦初戦は敵地でのアスレチックス戦だが、これには欠場することが決定。早くてもデビューは24日ブルワーズ戦以降となる。続く25日パドレス戦も本拠地開催で、週末を利用して大谷の姿を見ようとキャンプ地へやってくるファンに絶好の“お披露目”チャンスとなりそうだ。ソーシア監督は「22日のブルペン次第」と初登板の日程を明らかにはしなかったが、大谷を含めた投手の調整具合をチェックしながら、近日中にも実戦マウンドに上がらせる予定だ。

 この日は打者としての調整が中心となったが、打撃ケージで行ったトス打撃の順番待ちをしている間には、金網に向かって10球ほどボールを投げるなど、時間を見て投手としての動きもチェック。日本ハム時代に比べて、練習時間が減り、必然的にブルペン等で投げる球数も減っているが、「そんなに僕自身投げる方ではなかったので、そんなに投げたい投げたいというのはあまりない。どちらかというとちょうどいい感じかなと思います」と心配は無用のようだ。

 欠場するオープン戦初戦の相手は、開幕カードで戦うアスレチックス。同地区のライバルでもあり、情報はできるだけ多く集めておきたいところ。だが、「まずは自分の方が最優先じゃないかなと思いますけど、分からない人たちがいるので、見ないよりは見た方がいいんじゃないかなとも思います」と、自分の状態を整えてから対戦相手の研究に励む。(Full-Count編集部)