PUBGの開発に遅れ、チート対策を優先。新マップや新機能は3月にロードマップ公開
人気PCゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)が、チート対策のため開発スケジュールに遅れが出ていることを明らかにしました。

第三のマップを含む新機能の追加については3月に、改めて2018年上半期の開発ロードマップを共有する予定です。

PUBG は2017年3月の有料ベータ版発売から1年を待たず3000万本を売り上げた人気バトルロイヤルゲーム。

「史上もっとも売れたゲーム」のひとつとしてよく名前が挙がる Minecraft は、PC版に限れば発売から数年かけて約2700万本。PUBGはPCゲーム史上最高かつ最速で売れた例外的な作品です。

昨年12月にはPC版がバージョン1.0を迎え、有料ベータ(アーリーアクセス)ではない正式版となりましたが、完成というよりは一応の区切りに近く、今後もゲームシステムの改良や追加、リプレイのような新機能、新コンテンツの追加を続けてゆくとのアナウンスがされています。

一方で、プレーヤー人口が劇的に増えたこと、中国をはじめ提供地域が拡大したこと、Steam版では間接的ながらトレードを通じたリアルマネー稼ぎも可能であることなどから、外部ツールを使った不正なプレイ、チートの問題も拡大しています。
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PUBGは基本的に一期一会の殺し合いゲームで、外見をカスタマイズする衣装アイテムや一定期間で更新されるランキングのほかにはプレーヤーアカウントに蓄積するものもなく、他のオンラインRPGのようにゲーム内の資産を奪われるような被害はありません。

しかし一期一会のゲーム性であるからこそ、せっかく手に汗握る真剣勝負に集中していたのに、明らかにゲームを破壊するチートで台無しにされたときのダメージも大きく、プレーヤー離れからゲーム自体の人気低下も招きかねない危険があります。

2月20日付で公表されたPC 1.0 Update #6 によれば、開発チームは今年に入ってから大きな新機能や新システムの導入を延期し、チート対策に努力を集中させてきたとのこと。

チート対策およびそのほかの理由から、今後の開発予定について公表できなかったものの、3月には新ロードマップを公開し、2018年前半に予定する「もっと幅広いバトルロイヤル体験ができる新コンテンツ、より奥が深くリアルなゲームプレイを可能にする改善や変更」について明らかにするとしています。新コンテンツには、昨年末に予告されていた新マップも含まれる予定。

ほかのアップデート点は、

・新しい、Ping値で分けるマッチメイキング。従来は最大Ping制限を設けるプランを予告していたが、接続を制限するかわりに、近いPingのプレーヤーどうしでマッチングさせる仕組みを取り入れることで総合的にゲームプレイの改善を目指す。今週から一部のリージョンのテストサーバで試験運用の見込み。

・Miramar マップでフェンスや壁の一部を壊れないものに置き換え。

・開幕、飛行機から降下する際、残りの人数を表示する新しいUI。

・リプレイからチートや不適切なプレイを通報するさい、通報部分を中心に1分のリプレイデータがサーバに送られるようになる。

・乗り物の乗り降りで無敵になったり表示がおかしくなる問題の修正

・体力回復やブースト時間のチートを防ぐよう修正

このほか、細かな修正が含まれています。