リールFWの窮地救う“弾丸ミドル弾”を海外絶賛 「エリア外から爆弾を打ち込んだ」

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途中出場のリールFWアラウージョが1得点1アシスト、終盤に圧巻のスキルを発揮

 フランス1部リールは18日のリーグ・アン第26節本拠地リヨン戦で、前半に2失点も立て直した後半に2ゴールで2-2ドローに持ち込んだ。

 貴重な同点弾を叩き込んだのは途中出場のリールFWルイス・アラウージョ。コースを突いた弾丸ミドル弾が海外メディアから称賛されている。

 試合はリヨンの10番MFベルトランド・トラオレに2ゴールを決められて0-2で前半を折り返す。だが前半30分から途中出場のアラウージョが後半に輝きを放つ。後半20分にFWニコラス・ペペのゴールをアシストすると、1-2と劣勢で迎えた後半36分に圧巻のスキルを見せつけた。

 右コーナーキックを得たリールは、キッカーのMFティアゴ・メンデスがショートコーナーを選択。リターンパスが戻る直前、メンデスはアイコンタクトを送る。パスを受け取ったアラウージョはシュートしやすい位置にボールをトラップすると左足を一閃。ニアポストの隅を突いたミドルシュートがネットを突き刺した。

 フランス紙「レキップ」の取材に応じたアラウージョは、得点シーンについて「メンデスが僕を見たから、ポジションを取って素早く打ち込んだんだ」と答え、「我々の特徴を示すことができた」と振り返っている。

 ブラジルメディア「グローボエスポルチ」は「エリア外から爆弾を打ち込んだ」と絶賛。1ゴール1アシストでチームを窮地から救ったブラジル人FWアラウージョの活躍を伝えている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images