ポグバへの特別扱いなどない…モウリーニョが断言「お金で役割は変わらない」

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 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、2016年夏に当時の史上最高額で移籍を果たしたフランス代表MFポール・ポグバについて、特別扱いは一切ないと述べた。20日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ポグバはマンチェスター・Uへ移籍して以来、複数メディアやクラブOBからユヴェントス時代のパフォーマンスを発揮できておらず、本調子ではないという批判を受けている。また、近頃はポグバ自身がチーム内での役割に不満を抱いているとの報道が相次いでいる。これを受けて、モウリーニョ監督は以下のようなコメントを残した。

「移籍金がいくらであろうと、選手が背負う責任はみんな平等だ。移籍金や給料でチーム内の役割は変わらない。ポグバだってそれをわかっているから、それが理由でプレッシャーを感じていることはない。前も言った通り、彼はチームでの役割に満足している」

 ポグバは体調不良により、17日に行われたFAカップのハダースフィールド戦は欠場したものの、22日に開催されるチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦ファーストレグのセビージャ戦には出場可能だという。

「今週行ったトレーニングで、ポグバはとても良いパフォーマンスを見せてくれた。大事な試合に必要な選手だし、可能なのであれば出場してもらいたい」