遅延時間は平均43.9分!? 韓国・仁川空港の定時運航率が“世界最低レベル”との酷評を受ける

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【ニュース提供=スポーツ・ソウル】韓国・仁川空港の定時運航率(出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合)が世界最低レベルであることが判明した。

仁川空港は近年、中韓航路の交通量が急増したことで渋滞が深刻となっており、特に天候が悪化しやすい冬の時期は、飛行機の出発が頻繁に遅れていたことがわかった。

2月19日、アメリカの航空統計専門サイト「FlightStats」によれば、仁川空港の今年1月基準の定時運効率は50%で、世界のハブ空港44カ所のうち44位。“最下位”という不名誉な記録となった。

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オープン日に荷物を積まないまま遅延出発

仁川空港の定時運効率の問題は、去る1月18日、仁川空港第2旅客ターミナルがオープンした初日にも、そのまま明らかになった。

整備の障害で大韓航空の飛行機が遅延し、乗客に大きな不便を強いていたのだ。

さらに飛行機が乗客の荷物を積まないまま遅延して出発し、乗客の紛失申告で問題が発覚するという失態も起こっている。空港のシステム全般を再び点検しなければならないという批判も受けていた。

「FlightStats」によると、定時運航率1位はシアトル空港(88.5%)で、2位は羽田空港(87.1%)、3位はヒューストン空港(85.2%)、4位はラスベガス空港(84.5%)、5位はローマ空港(84.3%)となっている。

以下、ダラス空港(84.1%)、イスタンブール空港(84.0%)、バルセロナ空港(83.9%)、マドリード空港(83.5%)、ミュンヘン空港(83.5%)などがトップ10に名を連ねた。

調査対象となったハブ空港44カ所の定時運航率の平均は78.2%だ。

平均43.9分も出発が遅れる

仁川空港の定時運航率は、昨年も最低レベルだった。

仁川空港の2017年1月の定時運航率は、同年最低となる48.9%で、調査対象49カ所中49位。2月も55.1%(48カ所中47位)、2016年12月も53.1%(43カ所中43位)と最下位圏だ。

天気が比較的良好な春や秋は、平均定期運航率が70%を上回り、世界20〜30位の水準。3〜6月、仁川空港の定時運航率は70.5〜76.3%、10〜11月は72.2〜76.6%となっている。

ちなみに仁川空港の出発遅延時間は、今年1月基準で平均43.9分と調査された。

韓国国土交通部(日本の国土交通省に相当)の関係者は「最近、交通量が急増した仁川・北京での韓中航路を現在の単線から複線化する案を、韓中実務協議を通じて話し合う計画だ。航路の複線化とともに管制の改善などに尽力し、仁川空港の遅延率を下げる」と話している。

(構成=呉 承鎬)