復元が進む船(文化財庁提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節「朝鮮通信使」の船の復元に取り組む韓国文化財庁の国立海洋文化財研究所は21日、帆柱を支える船梁をわたす儀式を22日に南部の全羅南道・霊岩で開くと発表した。船の建造にあたっての祭儀と進水式に並ぶ重要な儀式とされる。朝鮮通信使船の復元現場が一般公開されるのは初めて。

 朝鮮通信使は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)により断絶した国交を回復するため、江戸幕府が朝鮮王朝に派遣を要請した外交使節団で、1607年から1811年まで12回にわたり日本を訪問した。 

 国立海洋文化財研究所は朝鮮通信使の記録や船に関する記述がある文献などを参考に、昨年6月から復元作業を進めている。今年10月の進水を目標とする。

 完成すれば乗船体験プログラムを運営し、韓国と日本で開かれる朝鮮通信使の祭りにも用いる方針だ。