バルベルデ監督、貴重なアウェイゴールに満足も「決定的ではない」

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 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督が、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのチェルシー戦を振り返った。20日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ファーストレグはチェルシーのホームで行われていた一戦。65分にブラジル代表MFウィリアンに先制点を許すが、75分にはチェルシー相手に初ゴールとなったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで同点に追いつくことに成功。貴重なアウェイゴールを記録し、1−1の引き分けに持ち込んだ。

 バルベルデ監督は、プラン通りに試合が進まなかったことを認めつつ、アウェイでのゲームに満足していることを語った。

「ファーストレグの結果には満足している。試合は全くタイプの違うチーム同士の戦いだった。我々はポゼッションを高くすることで試合をコントロールしようとしていたし、彼らはカウンターで我々を脅かそうとしていた」

「最後の場面で我々は少し正確性を欠いてしまっていた。たくさんの選手が密集していたし、少し難しかったね。試合を支配していたけれども、ウィリアンには何度かポストを叩かれ、後半には失点をしてしまった」

「良かったところは失点を許した後にも、我々はプレッシャーを与え続けてミスを誘うことができた。アウェイゴールというリードは重要なことだ。ただ、決定的なものではない。緊張感がある試合では結果はどうなるか分からないからね。でも、アウェイだったことを考えるといい試合だったと思う」

 また、3月14日にバルセロナのホームで行われるセカンドレグについては「彼らは攻めて来ると思う」と攻撃的に来ることを予想した。

「彼らはこの結果に満足していないと思う。でもカンプ・ノウではお互いのスタイルをリスペクトすると思う。彼らにとって悪い結果となれば、彼らは攻めて来るだろう。今言えることは、彼らはいいチームで我々と同じように試合を決定づけることが出来る選手たちがいるということだけだ」