応用言語学や脳科学、教育心理学などのアカデミックな研究では「外国語学習の機会が、子どもの知力やIQを高める」といった知見が蓄積されつつある。本連載では、発売直後から立て続けに増刷が決まった元イェール大学助教授・斉藤淳氏の最新刊『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』から一部抜粋して、「世界のどこでも生きていける頭のよさ」を育てるための英習メソッドを紹介する。

「散らかった英語脳」を整理しよう

J PREPキッズでは、音声ベースで基本的な表現をひととおりマスターする小学校3・4年生になると、英検準2級(高校中級程度)くらいには受かる子が出てきます。優秀な子だと、この段階で英検2級が取得できたりします。これはあとあとのことを考えると、かなりのアドバンテージなのですが、さらに実力を伸ばすためにはそれなりの工夫が必要になっていきます。

一方、英文法を学ぶといっても、まだこの段階では中学・高校で習うような複雑な内容に踏み込む必要はありません。これまで身体で学んできたことが整理できる初歩的な教材を選びましょう。おすすめのものをいくつかあげておきました。

▼Grammar [Third Edition](Jennifer Seid/Oxford University Press)
ジェニーという10歳の女の子のストーリーを通して、文法が学べる4レベル(Starter/1/2/3)の教材です。イギリス英語をベースにしているので、アメリカ英語で学んでいる子には、少し馴染みのない表現が含まれています。

▼Scholastic Success With Grammar(Scholastic)
5段階のレベルがあります。句読法、文の種類、品詞など、日本の学校で教えない文法の基礎部分を、ドリル形式で練習できる優れもののワークブックです。ネイティブ向けの教材なので、大人がサポートできる場合に使うようにしましょう。

▼Grammaropolis(Grammaropolis)
https://grammaropolis.com/
アメリカの小学生向けの、品詞学習に特化したサイトです。映像やゲームなどが無料で利用できるほか、YouTubeでも動画が見られます。内容は少し難しく感じるかもしれませんが、眺めているだけでなんとなく品詞の役割がわかってしまう楽しいコンテンツです。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)