拘束された辛東彬氏(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領とその友人への贈賄罪に問われた韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長が懲役2年6カ月の実刑判決を宣告され身柄を拘束されたことを受け、ロッテホールディングス(HD、本社・東京)が21日、取締役会を開催する。

 韓国ロッテグループ関係者は「今回のロッテHDの取締役会は突然決まったものではなく、以前から予定されていたもの」とししながらも、「辛会長の去就などについて、包括的に議論する可能性がある」と話した。

 ロッテHDは東彬氏が代表取締役副会長、側近の佃孝之氏が代表取締役社長として共同代表を務めている。日本では、経営者が裁判で実刑判決を受けると責任を取って取締役を退くのが一般的であるため、ロッテの関係者は、ロッテHDが今回の取締役会で佃氏を単独代表に選任する可能性があるとみている。ただ、東彬氏はロッテHDの副会長には留まるとの見方が強い。

 東彬氏と経営権を争っていた兄でロッテHD元副会長の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)氏は東彬氏の拘束を受け、ロッテHDの筆頭株主である光潤社の社長として報道資料を出し、ロッテHD代表取締役副会長を務める東彬氏の辞任と解任を訴えている。